動画大谷会見ベーブルース「神話の中の人物」二刀流「やめるつもりない」

 

　今シーズンを笑顔で振り返るエンゼルス・大谷＝日本記者クラブ（撮影・堀内翔）

　米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手（２４）が２２日、千代田区の日本記者クラブで会見。多くの報道陣を前に「いろいろあったが、１年間充実して楽しい１年だったと言えるのかな」と、振り返った。

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投打二刀流で活躍。ベーブ・ルース以来、史上２人目の「１０本塁打以上と４勝以上」を達成した。メジャー史上初の「１０試合登板、２０本塁打、１０盗塁」もマークし、今季のア・リーグ最優秀新人（新人王）に選出された。

大谷はベーブ・ルースの存在について「ベーブ・ルースは神話のなかの人物。現実から離れている。なかなか、意識することはない」としながら、「確実に数字、記録で残っていることはある。１年１年の積み重ねで、近づくことあればと思うが、今の段階では考えられない」と語った

今オフ手術した右肘のリハビリは順調に消化という。将来的に、投打どちらかに絞る考えを問われ「いまの時点では考えていない」ときっぱり。その理由について「（現役として）最終的にシーズンの終盤に代打や守備をメインにする人もいる。プロの生活をするうえで、そういう道に入っていく人もいる」と例に挙げながら「最初からそういうことに入っていく人は珍しい。今の段階で考えるのはない。自然の流れでどちらかになる可能性はあるが、今の段階では全くない」と語った。