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LGBT有本香氏『法案成立は日本史上「最大級の暴挙」岸田首相は安倍元首相の「憂慮」を理解しているのか』

LGBT法案成立は日本史上「最大級の暴挙」 岸田首相は安倍元首相の「憂慮」を理解しているのか 「朝敵」の運命いかなるものだったか

来月、安倍晋三元首相の一周忌が営まれるという。もう1年か。安倍氏逝去が、日本国にとっていかに大きな損失だったかをいま、改めて噛み締めている。

ここへ来て岸田文雄首相(総裁)率いる自民党は、おそらく日本史上でも「最大級の暴挙」をしでかそうとしている。過去、例を見ない形で、LGBT法案を強引に通そうとしているのだ。

本コラムで、LGBT法案について書くのは今年3度目だが、実は一昨年の6月第1週(2021年6月3日発行)にも書いていた。

当時も自民党内で紛糾したLGBT法案について、安倍氏と会話した直後のことだった。このとき安倍氏が、法案の問題点を見事なまでに列挙していたことについては、今年2月の本コラム(2月16日発行)で書いた。

教育現場に過激な「性」教育が持ち込まれ、子どもたちのアイデンティティーに混乱が生じる恐れがあること。さらに、性自認を偽称する者による犯罪が誘発される危険性。例えば、「心は女」だと主張する男性が女性の浴場やトイレに入って事件となるが、「差別」を盾に免罪されかねないことなど、安倍氏は2年前すでに、正しい問題指摘をしていた。

私が直接聞いたこれらに加え、八木秀次氏(麗澤大学教授)は、安倍氏が2年前、別の重大な危惧をも口にしたと夕刊フジで明かしている。

「安倍氏は、肉体は女性だが、性自認が男性の『トランス男性』を男性と扱うことになれば、皇位継承者を『皇統に属する男系男子』とする皇位継承の原理が崩れることまで憂慮した」

神武天皇以来、万世一系で約2000年続く、日本の皇統。これを崩壊させんとする者は「朝敵」である。

皇統の重要性は、いわゆる男女同権の話とはまったく異なるものだということは本コラムで再三書いてきた。詳しく知りたい方は、作家・百田尚樹氏と私の共著『「日本国紀」の天皇論』(産経新聞出版)をお読みいただけたら幸いだが、皇統が崩壊すれば、日本が終わると言って過言でない。

その暴挙を為そうとしている自覚が、岸田首相と政権の人々、自民党幹部にあるのか。さらに、2年前と同様に今回も、同法案推進に努めた古屋圭司氏(元国家公安委員長)、稲田朋美氏(元防衛相)、新藤義孝氏(元総務相)ら、〝安倍恩顧〟であるはずの面々は、安倍氏の懸念を何一つ解消させないまま、進んで「朝敵」となる覚悟をしているのだろうか。

古来、朝敵の運命がいかなるものだったかは、あえてここに書かない。閣僚経験者なら当然知っているだろうし、もし知らないのなら、歴史書を紐解いて勉強してもらいたい。

推進派の一人は「LGBT法案に反対して騒いでいるのはネトウヨだ」と切って捨てているそうだ。その伝で行くなら、私はもちろん、ベストセラー作家の百田氏や前出の八木教授も「ネトウヨ」ということになる。

この言葉はさらに、11年前、大メディアが嫌った安倍氏をネットを用いて力いっぱい応援し、第二次安倍政権の成立に貢献した草の根「保守」の人々への愚弄である。

万世一系を軽んじ、自分たちが何に支えられてきたかも忘れてしまった自民党の奢(おご)りを、私たちは看過すべきではなかろう。

幸い、昔のように「自民党にお灸を据えようと思ったら、最悪の民主党政権ができた」という情勢ではない。

多少の政局混乱はあるだろうが、それをおそれず、自民党以外の保守の「受け皿」を国民有権者自らがつくるべきだ。

解散総選挙に備え、多くの国民が、「他にないから、なんとなく自民党」をやめるときである。

■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。

 

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