〈生き恥晒す安倍晋三を葬れたことは手段はいずれにせよ感無量です〉。こう回答を送ってきた疑惑の自衛官。今回、共に旅行し焦点の「京都での飲み会」に同席した同僚自衛官が取材に応じた。その口から語られたのは……。
裸電球と赤提灯の下、8人の男たちがハイペースで酒を呷り始める。昨年5月中旬の夕刻5時過ぎ、昭和レトロな看板に彩られた京都の居酒屋の店内には活気が漲っていた。
宴席の主役に躍り出たのは、当時横須賀システム通信隊に所属していた海上自衛官・四元康太氏(27、仮名)。ハイボールや日本酒を次々と喉に流し込み、酩酊状態で演説をぶった。
「全員に聞こえるくらいの大声で『安倍は生き恥を晒している。あいつは死んだ方がいいよな!』と喚き始めたんです。しまいには『安倍は死んで詫びるべきだ!』と吠えていました」
宴席に同席していたのは、四元氏の同僚の海上自衛官(当時)・桶口馨氏(仮名)。
今回、彼が小誌に打ち明けたのは“疑惑の夜”の全貌と、安倍晋三元首相に攻撃の矛先を向ける四元氏の危うい言動の数々だった。
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