2023.5.16【米国】CNNを完膚無きまでに論破したトランプの真の狙いは?【及川幸久−BREAKING−】
今日のテーマはCNNを完膚なきまでに論破したトランプの真の狙いは
ということでお送りいたします
このチャンネルでも数日前にこのトランプさんのCNN出演先週の水曜日でしたが
その内容を速報でお送りしましたただその後このCNN出演の余波というか反響がものすごいことになっています
で今日はそれをお送りしようと思うんですが
その反響の一つとしてネット上で出回っている
画像合成した画像があるんですけどこんな画像
が出回ってるんですよね
何かというとCNNっていうのはトランプさんにとっては
敵ですよね反トランプの象徴がCNN
その敵地であるCNNの番組に自ら出向いていって出演した
そして番組が終わってCNNが出てきたところのトランプさんを表してるんですけど
そのバックでCNNは燃えている爆破されているというなんかあのランボーのシーンみたいなそんな画像になってるんですけど
これがまさに今回CNNにトランプさんが出て起きたこと
今起きてることではないかという風に言われてるんです
でこれが先週の水曜日5月の10日のタウンホール
という番組でした
事前にこの番組をCNNはすごくPRして視聴率を稼ごうとしてたわけですよね
今夜8時タウンホールドナルドトランプということで言っててわけなんですけど
その後番組が終わった後に何が起きたかというと確かに視聴率は稼ぐことができた
しかしそれより大変だったのがCNNは燃えてしまった
例えばこのクリスリヒトCEOに対して辞任を求めるぐらいの声が上がっている
それぞれ批判が巻き起こってるわけですねというのは
なんでこんな番組をやったんだというふうにCNNを支持する側から批判されてるわけです
というのは
これはもはやタウンホールではなくてトランプラリーじゃないかと
トランプの集会トランプの集会
トランプの支持者が喜ぶような集会を何でCNNがゴールデンタイムの時間を使ってやらせた
んだって
こういう話になってるわけですね
そのあのCMになるの過ちとして
一つはスタジオに入れた聴衆これがトランプの支持者だった
んですよねこのトランプの支持者で埋め尽くしたこれになんで合意したんだと
おそらくトランプ側との出演交渉で聴衆をトランプの支持者にするようにっていう条件があったんでしょうね
支援なのはまああのいいだろうということでまさに同意したんですけどそれが甘かったと
それからトランプが性的暴行と名誉毀損で有罪判決を受けた
直後なのにイベントこのイベントを中止しなかったこれ有罪判決受けてるんですね
この直前にねあのニューヨークの地方裁判所ですけどそれもわけのわかんない選挙で
雑誌のコラムニスト有名なコラムニストの人が何十年も前に
トランプにニューヨークのデパートであったらそこで性的暴行を受けたという何の証拠もない不思議な出来事なんです
がしかし証拠もないのにニューヨークの裁判所は有罪判決を出してるわけです
まあでも裁判所が有罪してるのにそんな犯罪人をなんでその直後に出してるんだっていう
まあ視聴率のために出してるわけですけど
こんな風に言われてるわけですよね
でこれに対してCNNの先ほどのクリスティヒットシーはこう言っています
[一部のCNNの視聴者にとっては不快な内容だったでしょうがこれは公共サービスを行ったんです]っていう風に
正当化しましたまともなことをおっしゃってると思います
まさにこれまではCNNはトランプの正しい情報を全然伝えなかった
しかし今回は本人を出させて本人から伝えたって意味
では公共サービスに徹したわけですよね
ただこの翌日ですね
翌日CNNの長年の顔であるアンダーソンクーパーこの方
夜のゴールデンタイムのCMのニュースキャスターですね
長くやってる人ですけどこのニュースキャスターを
この人が前日のCNNの3時惨劇についてこう語っています
まあ皆さん多くの人は昨日の番組見てお怒りになったでしょうっ
てそういうことを言ってるんですけどね
このコメントの最後の方で皆さんにはもう二度とこのネットワークを見ない権利がありますっていう
まあこんな言い方をしてるんですよね
でじゃあちょっとここで改めて
5月10日CNNタウンホール何があったのかどんな事件があったのか
過去のこのチャンネルのいくつか前の動画大阪の持っていただくと詳しく
即応でご説明した動画がアップされてるんですが
ちょっともう一度改めてポイントだけ遡ってみたいと思います
アメリカにはジャーナリズムの学校っていうのはたくさんあります
このジャーナリズムスクールでこれは教えるべき教えるべき最悪の事例なのか
それとも最高の事例なのかこれ立場によって見方が全然違うんですけど
ポイントいくつかありましたまず2020年の選挙についてこれ
について司会のコリンさんが聞いています
あなたはまだ2020年の選挙結果を認めてないんですかって
これに対してトランプさんの答えはよほどのバカでない限り何が起こったかわかるはずだ
このよほどのバカでない限りってバカっていう言葉をスチューピットって言葉を使ってるんですが
これで何が起きたかというと観衆がどっと盛り上がったんですね歓声を上げて
でこういう効果がすごく大きかったんですけど
トランプさんのこの短い言葉の切り返しそしてそれに敏感に反応する観衆この効果がありました
1月6日事件これについてコリンズさんがなぜ1月6日のボートに帰れというのに
あなたは3時間もかかったんですか何でもっと早く言わなかったんですかという
ツッコミをしてるんですけど
トランプさんはそれに対して背広からメモを持ち出して
あの時自分がTwitterでいつ何を言ったかって
いうことを説明するんですけど3時間もかかった約3時間かかってないよと
前日の1月5日にTwitterで平和的にいてくださいってすでに言ってるよって
まあこれに対しても観衆は歓声を上げました
この1月6日時点でアシュリーバビットさんという人が
亡くなっているこれが最大の問題だったんですよね
でこの1月6日のことについて司会のコリンズさんはこの事件で140人
以上の警官が負傷したんですよっていう警官の主張のこと言ったわけです
それに対してトランプさんは
そしてアシュリーバビッドは殺された知っているか彼女を殺した
凶悪犯は彼女を打つ理由なんか一つもなかったんだとこういう切り返しをしてるわけです
まああの非常に司会者の質問が浅はかであるっていうのは
もう明々白々になったんですよね
ウクライナについてポーリンさんは
あなたはウクライナとロシアのどっちを勝たせたいんですかと
質問しました
トランプが大統領の時からプーチンよりの発言をずっとしてたので
あなたは世界中が今ウクライナを応援してるのにウクライナと
ロシアどっちに勝たせたいんですかってこんな感じですよね
トランプの切り返しは私は多くの人が死ぬのを止めたいんだ
ロシア人だろうとウクライナ人であると今人々が死んでいる
彼らが死ぬのを止めたいだけなんだっていう
こういう答え方をしてるんですよね
これにも観衆が賛同の歓声を上げていました
インフレについてこれは聴衆の中から女性の方がインタビューあの
質問してるんですよね
あのこの2年間バイデン政権になってから我々は全ての物価が上がって苦しんでます
あなたがもし大統領に再選したら高騰するコストを引き下げるためにまず何をしますかっていう
質問をして
これに対してのトランプの答えがドリルベイビードリルっていう言い方ですね
これですぐ観衆が歓声を上げるんですね
これね私もね正直最初何のことだろうと思ったんですけど
ドリルってことはホルってことですね
掘るつまりアメリカの石油天然ガスをなぜほら掘っていないんだと
アメリカが自らの石油天然ガスシェールガスシェールオイルを掘れば
アメリカこそ世界一のエネルギー大国になってるんだと
まあそれを環境問題だって言ってやめさせたのが
バイデン左翼政権なわけです
でそれがそれがそれがこの物価高のバイデンの
インフレーションバイデンバイデンフレーションのすべての原因なわけですよね
だから元に帰って掘ることなんだとドリルベリードリルって
いうねちょっとどういう言い方だったのか見てみましょう
それから機密文書スキャンダルというのもありました
トランプさんが大統領にいた時にホワイトハウスからホワイトハウスで
持っていた機密文書国家機密文書を大統領はやめた時にそのまま持ち帰ったと
これについてコリンズさんがなぜ機密文書をホワイトハウスから持ち出したんです
かっていう風に聞いて
トランプはそれに対して私は大統領として機密文書の機密を
解除する権限があるんだよとこう答えていますそして
ここで話題を変えますところがところでバイデンは
副大統領でホワイトハウスを去る時に機密文書を9箱
もチャイナタウンのオフィスに持ち出したんだとどういうことなんだって
チャイナタウン英語も喋れない中国人がいっぱいいるところになぜ機密文書を持っ
てたんだということでそれを急に始めたわけですねこれをトランプが言い始めた
ことに対して司会のコリンさんは慌てふためた感じでした
でコリンさんはそんな証拠はどこにありませんよそんな変な話はやめてくださいっ
てその話を止めさせようとするんですねで
ここでこうしたもんだって
トランプさんが彼女はわかっていないという言い方して
また観衆が歓声を上げるわけです
でこれここでは一体どっちが正しいのかってわかんない状態だったんですけど
後にファクトチェックでトランプの言ってることが正しかったんですよね
というのはバイデンの元スタッフが先月4月に会員議会で証言してるわけですチャイナタウン
のオフィスにこの機密文書を置いて置いてあったんだってこと
これファクトチェックの問題なんですよね
でファクトチェックってのが近年アメリカのメディアで重要視されていて
そのファクトチェックで常にトランプは嘘つきだ嘘つきだって言い続けたのがCNNだったわけです
そのファクトチェックでトランプの嘘を暴くCNNが得意のファクトチェックで
トランプに負けたんですね
その象徴的なシーンでした
もう一つあげるとしたらナスティーパーソン
嫌なやつだ嫌な人だっていうこのセリフが出たところでしたね
この機密文書の下りここでずっとコリンさんが突っ込み続けるんですけど
そこでトランプがコリンさんがずっとなんかあのトランプに対して言ってるのに対して
話していいかいとでコリンさんが答えは何ですか
質問に答えてくださいトランプがわかった答えはとても簡単だコリンズがだから答え
を聞きたいんですよトランプがあなたはナスティーパーソンだと
嫌な人だもうここで笑いですね
この一言の切り返しが抜群にうまかった
一番見どころだったかもしれませんという風にとにかく切り返しが見事だったわけ
ですね
でこういうシーンを延々と見せられたこのCNNの視聴者どう思ったか
まずCNNの視聴者の中で民主党の支持者はどう感じたか
これはもう怒りと不愉快だったでしょう
しかし民主党の支持者だけではない当然あのトランプの支持者も支持者を見てたわけなんですが
それから無党派層アメリカは日本と同じように実は民主党共和党の支持者以外に無党派層のがはるかに多いんですね
この無党派層はどう感じたかそれは驚きと初めて聞いた情報だったわけです
ここに大きなポイントがあったんですよね
CNNを通してトランプが本当は何を言ってるのか
それを初めて聞いたここに重要なこの番組の意義がありました
で先ほどのCNNのアンダーソンクーパーが
翌日にまあ何を言ったのかっていうと我々の民主主義を破壊しようとした人物が
トランプのことですねステージに質問ステージで質問に答え予想通り嘘に嘘を
重ね続けたことに多くの皆さんが怒ったことでしょうとそういうステージを
用意したのがCNNなわけですけどで聴衆が彼の嘘を面白がって笑い各種喝采をするのを聞くのは不愉快でした
彼はあまりにも恥知らずな嘘をつくのでその発言をファクトチェックするのは不可能でしたっていう
ファクトチェックで負けたことを弁明していますで
昨夜の番組が何か示したことがあるとすれば
それはトランプの大統領再選が起こりうるということです
ここまで言ってますね
皆さんは今憤慨し怒り二度とこのネットワークを見ない権利がありますよっ
ていうこういったわけですねで
ここまででトランプはCNに対して論破した完膚なきまでに論破した
しかしトランプの論破はここで止まらなかったんですね
このこの後に先ほどのアンダーソンクーパーのこの発言この番組
での弁明このビデオを編集しましてパロディにしてのがあるんですよ
これがトランプのソーシャルメディアトゥルース
ソーシャルにその後投稿されています
これ何どういう内容かというと
先ほどのアンダーソンの話これトランプについて
言ってるんですけどそれがすり替わってます
皆さんも深い怒りを感じたでしょうと不愉快だったでしょう
この男アメリカの大統領もう嘘に嘘を重ねている
もうあまりにも恥知らずの嘘を言うのでファクトチェックは不可能でした
もう非常に不愉快でした皆さんは二度とこのネットワークを見ない
権利がありますってこういうパロディアメリカ大好きですね
で大きなポイントはなぜトランプはこの敵対するCNNに出演した
のかそもそもその真の狙いは何だったのか
それについてこういう見方があります
国境問題インフレ問題経済エネルギーアフガニスタンの撤退の
30など普段トランプの主張を聞くことのない数百万人に伝えることができたこれはその通り
なんですねこの時の視聴者のライブで聞いた視聴者の数が330万人ずっとCNN不調でしたから
低視聴率に喘いできたのでゴールデンタイムで制度100万人だったんですよ
これが330万人だったんです大成功なんですよね
でもそれによって普段トランプの主張を聞いたことのない人
たちが直接トランプから聞いたトランプの狙いはここにあったはずなんです
実際トランプさんはこう言っています
CNNをCNNは私を出演させたことで正しいことをしたと
実際にこの330万人がライブで見てるんですけど
放送後もこれのTwitterですが放送後の放送後自分のTwitterで
CNNはこの時のトランプさんの先ほどのご紹介したような
様々な見事な切り返しをCNNが拡散してくれてるわけです
ご丁寧にということでもう330万人どこじゃなくて数千万人を見てるわけですよね
トランプのCNN出演の真の狙いとは無党派層に自分の主張を届けここにあった
これは大統領選挙に向けて最重要な戦略だったはずです
まさにそれを計算してやったということになります
トランプ陣営にはこのありますジェイソンミラー
これは過去のトランプの大統領でトランプさんを勝たせた人ですね
元トランプの広報官でその後トランプさんを離れてゲッターという新しいソーシャルメディア
のCEOになったんですけどこれあんまりうまくいかなかったんですけどそこを辞め
てでトランプ陣営に戻ってきて
今トランプ戦トランプの選挙本部のアドバイザーに
復帰していますでこの人が言うにはこの後次々と他のネットワークのインタビュー
タウンホールを受ける予定だってことで他にもNBCABCCBSいっぱい残ってます
でまたみんなCNNだけにやらせてるだけじゃなくて自分たちもとにかく
トランプを出てもらって視聴率を稼ぎたいと思ってるはずですということは全てが
トランプの計算通りに進んでいる
まさにトランプさんていうのは天才的なところがありますね
今日はここまでですご視聴誠にありがとうございました