安倍晋三元首相の死去と、岸信夫前防衛相の引退に伴う衆院山口補選(4月23日投開票)。3人の首相を輩出した名門一族の選挙に、密着してみたところ……。
▶︎昭恵夫人 孤軍奮闘でも人が集まらないのはナゼ
▶︎岸信千世を悩ませる「“上から目線”のマダム」
安倍氏の地盤・山口4区を継いだのは、前下関市議の吉田真次氏(38)だ。
「かつてツイッターの自己紹介欄に〈天皇陛下万歳〉と記し、国旗を称賛する戦前の唱歌『日の丸の旗』を自身の幼い娘に歌わせる動画をSNSに投稿するなど、“右寄り”で知られています」(地元記者)
そんな吉田氏が後継者に決まったのは、「以前から彼を可愛がっていた」(同前)昭恵夫人の“鶴の一声”だった。選挙戦が始まってからも地元入りし、マイクを握り続けている。
安倍・岸の「山口補選」が揺れている|昭恵夫人孤軍奮闘でも人が集まらないのはナゼ 岸信千世を悩ませる「“上から目線”のマダム」