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文春砲!ひろゆき・ガーシー!ネットインフルエンサーの好感度・信頼度は⁉

《大学生アンケート》「ひろゆきを好きだと友達に言える」が70%超え、ガーシーは8%以下… ネットインフルエンサーの好感度・信頼度を決める“想像通り”の要素とは?まつもと あつし

2022/11/08

 沖縄の基地移設反対活動に対するツイートで炎上したひろゆき氏。ネット第1世代の筆者にとって彼は“トリックスター”の一種であり、「面白い瞬間があったとしても、基本的には発言を真に受けても仕方ない人」というのが本音だが、若者からの認知・支持は絶大なものがある。

 そこで今回、現役大学生へのアンケート調査新潟・東京の私大学生計143名)を行い、ひろゆき氏の「何が」「どういう形で」支持されているかを調査した。

ひろゆき氏 本人YouTubeより

「とても信頼している」は1.5%

 まず驚かされたのが、ひろゆき氏の認知度の高さである。認知度調査で9割超えというのは圧倒的な数字だ。

 
 

 ひろゆき氏はTwitter218万人、YouTubeチャンネル160万人のフォロワーを抱えているが、認知度に対してフォロワーは彼を知っている大学生のうち、15人に1人程度である。

 

 ひろゆき氏を知るきっかけになったメディアとしてはYouTubeがトップ、次いでTwitter、AbemaTVが多かった。自由記入コメントでは「人気YouTuber番組の人狼ゲームを遊ぶ回に出演しているのを見て、その軽妙なコメントが面白かった」という回答もあった。ひろゆき氏自身のチャンネルに限らず、他のYouTuberとのコラボ動画や、切り抜きで見たという答えも多かった。

 そしてひろゆき氏の信頼度についての質問では、「とても信頼している(5)」「かなり信頼している(4)」「どちらとも言えない(3)」「かなり信頼していない(2)」「まったく信頼していない(1)」の5段階で回答してもらった。

 

「とても信頼している」(1.5%)と「信頼している」(14.8%)を合わせて大学生の16.3%がひろゆき氏に対して信頼を寄せているという結果となった。

 TVCMなど広告の世界では、それほどクオリティの高い商品・広告ではなくても、予算をかけて人々の目に触れる機会を増やせば、認知度にひきずられる形で好感度も上がっていくことが知られている。しかしひろゆき氏は、メディアなどでの露出の多さほどには信頼を獲得できていないといえる。

 一方で、46.7%が「どちらとも言えない」と回答し、37.0%はひろゆき氏のことを信頼していない。抜群の認知度ほどには、発言を鵜呑みにしたり“信者”的に彼の発言を信頼している人はそれほど多くないといえるだろう。それはSNSアカウントのフォロー状況にも現れている。

 さらに興味深いのは、「その人を好きだと友人に言えますか」という項目への回答だ。

 
 

「とても好き・好き」と答えた人の中での数字となるが7割が「ひろゆき氏のことを好きだと友人に言える」と回答している。信頼度については態度を保留していても、他人に開示できる高い好感度を得ているという点も興味深い。

 SNSアカウントのフォロー率6%という数字、そして友人に対して「ひろゆき氏が好き」と言えない人が3割近くいることの意味を理解するためにも、他のインフルエンサーとの比較をしてみよう。

ガーシー氏の知名度はひろゆき氏に迫るが…

 暴露系YouTuberであり参議院議員でもあるガーシー氏の例を見てみる。アンケート項目はひろゆき氏と全く同一だ。

ガーシーこと東谷義和氏(本人YouTubeより)
 
 

 ガーシー氏の認知度も85.3%と高い。YouTuber時代から知っていたという声に加えて、参議院選挙への出馬・当選、その後の帰国拒否など一般メディアを通して知ったという人も複数いた。

 一方で、発言内容の信頼度はきわめて低い。

 

「まったく信頼していない」(33.6%)、「かなり信頼していない」(29.5%)を合わせて63.1%が信頼していないと回答している。自由記入コメントでも「(ガーシー氏が発信する)芸能人のゴシップは週刊誌よりも証拠がないと思うから」という情報そのものへの評価に加え、「参院選に当選しておいて議会に出ないくせに偉そうなこと言うなって思います」と現在の行状について厳しく批判するものも散見された。

 
 

 ひろゆき氏を好きだと友人に言える割合は71.2%だったが、ガーシー氏では7.4%とおよそ10分の1に。大学生の中では、ひろゆき氏のことを好きだとは言えても、ガーシー氏を好きだというのは恥ずかしいという意識があるようだ。

 理由を推測すると、ひろゆき氏の沖縄基地問題を巡る発言やそれに対する批判は主にネット上で展開されているのに対し、ガーシー氏は国会議員になって以降、議会に出席していない問題がNHKなど一般メディアでもしばしば報道されており、一般メディアの影響力が考えられる。

ツイッター黎明期から活動する津田大介氏は…

 ちなみにアンケートでは、Twitter黎明期から活動するインフルエンサーの津田大介氏についても質問した。ひろゆき氏のフォロワー数215万に対して、津田氏は150万人。世代も近く(ひろゆき氏45歳・津田氏48歳)、フォロワー100万超えのインフルエンサーの代表格であるが、大学生への認知度は約1割だった。

 
 

 9割近い学生が津田大介氏のことを知らないと回答しており、信頼度・好感度を測る設問については回答が少なすぎて有意な結果を得ることができなかった(今回の調査を行った大学で津田氏は過去2回ゲスト講義を行っているが、それでもこの結果であった)。

 それでは、大学生たちはネットインフルエンサーに何を求めているのだろうか。

「面白い事を言ってくれる」が「正確な情報」よりずっと重要

 アンケートの「彼らに求めること」という設問への回答は、衝撃的だ。「わかりやすく解説してくれる」「面白い事を言ってくれる」が5割を超えた。

 一方で、「正確な情報を提供してくれる」「公正・中立な視点を提供してくれる」は3割~2割程度に留まった。

 若者がネットインフルエンサーに求めていることは、一般メディアが情報発信する際に重視しているポイントと大きくずれていることがわかる。

 テレビや新聞、あるいはリベラル系のインフルエンサーがどれほど「事実」として正しい情報を発信しても、わかりやすい/面白いインフルエンサーの発する言葉よりも人々に届かない理由が数字にハッキリと現れている。

「ひろゆき氏をいつ知ったか」という設問からは、現役の大学生にとってひろゆき氏の存在感が大きくなったのが筆者の想像以上に最近であることも判明した。

 

 ひろゆき氏が「2ちゃんねる」を開設したのが1999年、山本一郎氏が起こした名誉毀損裁判で敗訴したのが2008年、アメリカの匿名掲示板「4chan」を買収して管理人になったのが2015年だ。

 しかし大学生の約8割はひろゆき氏を知ったのが3年以内と回答しており、これらの事実を知らない可能性が高い。自由回答でも「裁判を起こされたが賠償金を払わずにいること」への言及はほとんどなく、「ネット上で歯切れがよく、面白い人」という認識のようだ。

ひろゆき氏(左) 本人Twitterより

 現在のネット言論界は「目立ったもの勝ち」が加速しており、既存のマスメディアでさえ、ネットで注目されている人や物を取り上げることで視聴率や販売部数を稼ぐことが常態化している。近年は金融庁など公の行政機関でさえ、広報のためにインフルエンサーの存在感に頼ることも増えてきている状況だ。

 そういったアテンションエコノミーのもたらす結果を考えると望ましいこととは言えないと筆者は考えているが、その仕組みを熟知したインフルエンサーたちにとっては、悪評さえもメリットに変えることができる。その筆頭がひろゆき氏なのだ。

その他の写真はこちらよりご覧ください。

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