維新・猪瀬氏の応援演説が「セクハラ」と批判殺到、本人は「軽率だった」
夏の参院選で日本維新の会の全国比例区から出馬予定の猪瀬直樹・元東京都知事が批判を集めている。応援演説中に候補予定者の女性の体に複数回触ったことが原因だ。 【全画像をみる】維新・猪瀬氏の応援演説が「セクハラ」と批判殺到、本人は「軽率だった」。松井代表「慎むべき」
女性候補予定者の身体に複数回触る
問題となっている行為は2022年6月12日、日本維新の会が東京・吉祥寺駅前で行なった演説会で起きた。動画は党のYouTubeで公開されている。 猪瀬氏は街頭演説で、参院選・東京選挙区に日本維新の会の公認候補として出馬予定の元・プロスノーボーダーで大阪市議の海老沢由紀氏を紹介した。その際、同じくスノーボーダーの平野歩夢(あゆむ)選手を引き合いに出し、 「平野歩夢は、平野歩夢じゃない。あゆみちゃん、えびさわゆきさんは」 と名前を呼び間違えたことをきっかけに、海老沢氏の肩や背中などに触った後、胸の付近を触れるような動きがあった。この様子をとらえた写真や動画がTwitterでシェアされたことをきっかけに、批判の声が上がった。
「セクハラ」と批判殺到
「これはセクハラでしょ...。女性候補者にいつまでこんな思いをさせるのか...」(たかまつななさん・時事 YouTuber) 「猪瀬直樹氏の『公然セクハラ』動画が流れて来たのですが、まず他者の肉体は、その人の物で、許可なく勝手に触ったらダメです」(佐久間裕美子さん・文筆家) 「その場にいてスルーした(止められる立場にあった)音喜多議員にも見解聞くべきだし、セクハラという観点とともに、なぜ「票ハラ」がなくならないのかという視点でも掘り下げられるべき案件なんじゃないですかね」(津田大介さん・ジャーナリスト)
「軽率な面があった」
本件について猪瀬直樹氏はツイートで見解を述べた。 「仲間を紹介する際、特に相手が異性の時は肩に手をやるなど身体を触ることには慎重になるべきだとご指摘をいただきました。確かに軽率な面がありました。 十分に認識を改め、注意をして行動していきたいと思います。改革のために、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます」 内閣府男女共同参画局が、地方議員1万100人を対象に実施したアンケートによると、議員活動や選挙活動中に、有権者や支援者、議員などからハラスメントを受けたことがあると回答した女性は約6割(57.6%)に登る。 また同アンケートでは、議員活動を行う上での課題として「性別による差別やセクシャルハラスメント」を挙げた女性は3割超(34.8%)となり、立候補前から選挙期間前に限っても、そうしたセクハラを課題に挙げた女性は2割を超えている(24.9%)。 なお、内閣府が公表している「政治分野におけるハラスメント防止研修教材パンフレット」によると、「本人の意に反して、手や背中に接触したり、抱きついたりする行為は、セクハラに当たり得る」と言及されている。 日本維新の会をめぐっては、石井章参院議員が立候補予定者の女性に対して「女性5人が出るが年齢は1番若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」(5月15日)、また、馬場伸幸共同代表が立候補予定の女性の名前を間違えた際に「あまりに可愛いので間違えました」(6月4日)と発言したことなどが報じられ、問題視されていたばかりだ。 日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は、6月17日の囲み会見で見解を問われると、 「そういう風(セクハラ)に受け取られるような可能性があるならやめるべき」「見ている側の人が気分を害するようなことは慎むべき」とコメントした。 Business Insider Japanでは日本維新の会に党としての見解を求めており、回答があり次第、追記する。 (文・竹下郁子 / 西山里緒) 編集部より:初出時「顔で選んでくれれば1番」という発言は日本維新の会・藤田文武幹事長ではなく、石井章参院議員のものでした。お詫びして訂正致します。(2022年6月17日 14:40) 【UPDATE】一部表現を修正しました。(2022年6月17日 16:01)
竹下 郁子,西山 里緒
とにかく相手陣営や左派マスコミは叩くチャンスを今か今かと狙っていることを肝に命じるべし。切り取りや微妙な角度での写真などをとるためにだけ左派マスコミは応援演説を見に来ている。東京都知事の職をマスコミによって追い出された教訓が活きていない。
うーん?サムネであちゃーって思ったけど、動画だと微妙。 名前読み違えたときタスキを触ってこの名前でしたってことでしょ。まぁ他にやりようはあったように思うけど胸触った!やりやがった!って風には見えないけど。 肩触るのも、まぁ本人同士の関係性次第だし外野がとやかく言うことかね?動画では嫌悪感は感じないし、もし押し込めてると言ってもそれは本人の問題で、外野がこれはセクハラなので絶対我慢してるはずだ!って押し付けることでもないと思うけど。 適切かと聞かれたら適切とは言えないかもしれないけど、不適切かと言われたらそれも違う気がします。
ハラスメントとは当事者がそう思うかどうかであり、他人がとやかく言うことではない。なんでもハラスメントとか言ってる人のせいで本当に住みにくい国になったと思う。日本人は他人に触れる文化が外国人と比べて少ないけれど、だからといって触ることが悪いことと認定する文化にはなって欲しくはない。他人と打ち解ける一つの手段としてスキンシップはとても効果的な行動ということは知られています。嫌な人は結構だが、他人同士のそういった行為まで貶める発言はやめた方がいいですね。
仲間を紹介する際、特に相手が異性の時は肩に手をやるなど身体を触ることには慎重になるべきだとご指摘をいただきました。確かに軽率な面がありました。 「慎重になるべき」ではなく、そもそも論として【相手に触れるな】
まあ、森さんとか麻生さんもそうだが、この年代は、社会全体がそういう感じだった中で仕事し始めた世代(銀行・商社・大企業なんかは女性は短大卒、寿退社、若いうちに入れ替わり)だからね。もう直らないから、70後半以降とかは、特別に現代に適応できた人は別だが、もう前線からは引退したほうがいいよ。
こういうのが、日本人の倫理観崩壊させていってる。 70歳以上の公認は良いと感じるが。衆参の比例名簿に載せるのはやめて欲しいね。 いくら有名勢で票が集まっても、仕事できない奴が多すぎるのでは? 結局のところ、有権者が見極めきれないから当選するんだけどね。
ハラスメントって他人がとやかく言うものなの?って気もするけど、上に強く言えない日本人の性質上、他がわざわざ言ってあげなきゃいけないのもありますからね。 まぁお互いが事件化するつもりもなく、反省してるならいいんじゃないですかね。立憲には前科持ちの方が立候補してるくらいですし。
トップが注意して&本人が謝って済む問題なの? やってはいけないことをする人が、立候補すること自体、おかしいよ。 良し悪しや善悪の判断能力がないんだから。 批判されるのを承知で言わせてもらえば、 やってはダメなことが分からないくらい「彼は耄碌している」ってことだよ。
謝罪するべき相手は候補者の女性なので謝罪して頂いて引退されればいいと思います。 猪瀬さんにしても森さんにしても高齢の方に現代の常識を当てはめること自体が現実的じゃないと考えます。 問題なのはおじいちゃん議員が牛耳ってる政界という構造。
セクハラの定義からすれば、海老沢氏がそのように感じなければ問題はないと思います。 肩とタスキにしかさわっていません。 個人的に維新については批判的です。 しかし、何でもかんでもセクハラというのと、海老沢氏まで批判するのは行き過ぎだと思います。
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