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愛国女性のつどい花時計「ベルリン五輪の悪夢再び」

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 1221日に国会が閉幕しますが、今国会では「北京五輪の政治的ボイコット」を求める国会議員の要望に対し、岸田首相はあいまいな言辞でごまかす対応に終始しました。日本共産党ですら(!)「北京五輪の政治的ボイコット」を求めたのに、自民党政権は公明党に配慮したのか、毅然とした態度を示すことができませんでした。それどころか、ウイグル人に対する中国共産党の口にするのもおぞましい人権弾圧に抗議するための「対中非難決議」も結局、見送られることになりました。これで日本はアメリカやカナダ、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアなどが構築しようとしている対中国包囲網の枠組みからも脱落する醜態を演じる可能性が出てきました。年内に予定されていた岸田首相の訪米は来年に延期されました。

 森喜朗氏が「女は話が長い」と言ったとか言わないとか、そんなくだらない理由で東京五輪に反対していたフェミニストと称する反日活動家たちは、なぜ中国の女子テニス選手が受けた(であろう)性暴力に対して沈黙しているのでしょうか? 日本のフェニミズムが一般の女性から支持されないのは、彼女たちが決して女性の権利や幸福のために活動しているのではないことを一般の女性が鋭く見抜いているからではないでしょうか?

 高い山脈がある訳でもなく、平坦な国土と砂漠地帯が広がる中国で冬季五輪がなぜ開かれるのか、そもそも疑問です。IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が中国の肩を持つのは、チャイナマネーをしっかり懐に入れているからではないのでしょうか? これこそがスポーツの政治利用と言えます。中国にとって五輪は「平和の祭典」ではなく「国威発揚」以外の何物でもありません。そもそも一党独裁の習近平政権に五輪を主催する資格はないのです。五輪を成功させ、習近平を有頂天にさせては危険だという判断が岸田首相にはなぜできないのでしょうか?

 1936年、ナチスドイツが政権を取ったドイツでベルリン五輪が開かれました。あの時、ベルリン五輪をボイコットしようという動きもありましたが、結局、ベルリン五輪は開かれ、大成功に終わりました。レニ・リーフェンシュタールという女性の映像作家が大会中、選手に密着して選手の躍動する姿を撮影し、絶賛されました。レニ・リーフェンシュタールの撮った「民族の祭典」という映画は芸術的にも優れたものでした。ドイツ人は文化的にも優れた民族だという宣伝に五輪は利用された訳です。その3年後、ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が勃発しました。その後の歴史は皆さん、御存知の通りです。ヨーロッパに拡がった戦争に参加しようと画策したルーズベルト大統領によって日本も戦争に引きずり込まれてしまいました。あの悪夢が今、再び起こる可能性が出てきました。

 北京五輪がもし成功裡に終わったら、そのことに自信をつけた習近平が台湾に進攻するかも知れません。安倍元首相もそれを口にするようになって来ました。台湾が中国の侵略にさらされたら日本にとっても一大事です。台湾が自由民主主義国家でなくなることは自由主義陣営にとっては一大事です。にもかかわらず今、日本は台湾有事に備える準備ができてるとは私には思えません。もちろん、国民の知らないところで台湾有事に備えるシミュレーションができていれば、それに越したことはないのですが。

 北京五輪を成功裡に終わらせないように、来年の通常国会では「政治的ボイコット」実現のために国会議員は頑張らなければなりません。習近平の野望をくじくことが、中国人民のためであり、抑圧されたチベット人、ウイグル人、南モンゴル人のためであり、ひいては世界平和のためなのです。

 

 

Source: 愛国女性のつどい花時計

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