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真正保守!「もう地上波はいらない」愛国女性のつどい花時計

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 衆議院議員選挙の結果を見ると「敗北したのはメディアだ」という感を深くします。そう指摘されているジャーナリストもいます。テレビ・新聞の当落の予想はまるで当たらないし、選挙後の論評も的外れ。自分たちが日本の政治を動かしているんだ、世論をリードしているんだ、という時代錯誤の思い上がりばかりが鼻につきました。

 新聞は読まないので知りませんがテレビは「今回の選挙の争点はジェンダー平等」だなどと、とんでもない見当違いなことを言っていました。国民は今、それどころじゃないっていうことがなぜ分からないんでしょうか。明日の仕事があるかどうか分からない女性に向かって「ジェンダー平等」も何もないでしょ。「ジェンダー平等」を実現させるなら、正規雇用と非正規雇用の格差をなくすことがまず先決じゃないですか。非正規雇用の多くが女性で、コロナ禍で多くの女性がクビを切られて自殺したという現実があるのに、なぜ「選択的夫婦別姓の実現」という発想になるのか、まったく分かりません。結局、自分たちのイデオロギーの枠の中でしかモノを考えられないんですね、記者やディレクターっていうのは。

 私どもの会は発足して最初の活動が「選択的夫婦別姓反対デモ」でした。デモという言葉はきつい感じがするかも、ということで「日本のお母さんパレード」という名前で渋谷で行進をしました。もう10年以上、前のことです。その動画を見た某テレビ局の記者が取材の申し込みをして来ました。「今回の衆議院議員選挙の争点の一つが選択的夫婦別姓です。貴会は長年、夫婦別姓反対の活動をなさっているようなので、その理由をお聞かせください」とのことでした。今まで新聞やテレビ、雑誌に何度か取材をされていますが、取材に応じても不愉快なことばかりなので、今回も断ろうと考えました。しかし、担当の女性ディレクターMさんはメールのやり取りもしっかりしているし、こちらの要望はすべて受け入れるというので、取材を引き受けることにしました。

 選択的夫婦別姓に反対する理由として、私は文書で次のように回答しました。

A 夫婦別姓は親子別姓だからです。子供の気持ちを考えて欲しいです。中国や韓国が夫婦別姓なのは女性の人権が守られているからではなく、女性は最初から部外者扱いだからです。中国や韓国では子供は無条件に父親の姓を名乗り、家庭の中で母親だけが別姓です。これはこれで問題がありそうですが日本の場合はそうではなく、法務省の案は「子供の姓は夫婦どちらかの姓に統一する」というものです。これが実現すると、子供は父親と母親の板挟みになって悩むことは火を見るより明らかです。「選択的夫婦別姓は選択できるから良い」という意見の人がいますが、選択的だからこそ問題なのです。同姓夫婦の子供と別姓夫婦の子供が学校で同じ教室にいたら、別姓夫婦の子供は同姓夫婦の子供からいじめられる事態が想定されます。既婚女性の職場での通称使用を拡大させれば女性の不便さは充分、解消されます。

 すると、なんと! Mさんから「実は企画会議が開かれ、今回は夫婦別姓ではなく同姓婚を取り上げることにしました。お時間を取って頂いて、大変申し訳ありませんでした」というメールが来たのです。取材を依頼して来た時にはひたすら低姿勢で、しつこくメールをして来たのに、こちらが取材に応じたら急に態度が変わる。なんと企画自体が消滅したそうです。こんなことは今回、初めてではないのでああ、またか、という感じで腹も立ちませんでしたが。

 テレビの製作者は基本的に不勉強で、そもそも政策に関心がありません。日本人の暮らしを良くするとか、女性の権利のためとか言っていますが、非常に狭い視点でしかモノを見ていません。中国や韓国におもねり、日本を見下す歪なイデオロギーを持つ人が多いです。だからテレビが公平な議論をリードすることは出来ないのです。これからも出来ないでしょう。

 今回の選挙戦を通じて改めて分かったことは、もう地上波テレビには何も期待できない、ということです。

 

Source: 愛国女性のつどい花時計

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