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真正保守!「SNSで発覚 中国漁船団による残酷なクジラの捕殺」

SNSで発覚 中国漁船団による残酷なクジラの捕殺

 

ソーシャルメディア投稿により判明した中国漁船団による残酷な海洋生物の捕殺(米国海洋大気庁)

現代における奴隷制度の実施からフカヒレ漁、そして漁業資源の荒廃に繋がる乱獲に至るまで、1万7,000隻からなる中国の遠洋漁船団に対する非難の声は世界各地の報道機関により十分に報道されている。しかし、米国法執行機関の発表では、最も非人道的な事例がうまく世間の目を逃れているという。

中国人以外の中国漁船乗組員がソーシャルメディアに投稿した動画や画像から、南太平洋において海洋哺乳類の残酷な捕殺が大規模に行われている実態が明らかとなった。

こうした動画・画像には、中国漁船の船長が延縄に掛かったクジラを甲板に引き揚げるよう乗組員に命じる様子が映っている。甲板に揚げられたクジラは頭頂部の噴気孔に流し込まれた油圧油で息ができなくなるだけでなく、その後目や口に撃ち込まれた電気銛で感電する。最後に息絶え絶えのクジラは弓のこで首元から切られる。

法執行機関によると、こうした活動は何十年にもわたり南太平洋で続けられており、こうして捕殺されるクジラは年間で数千頭に上ると考えられている。ゴンドウクジラやシャチを含むクジラ目は鯨歯の装飾品(写真参照)製造のみを目的として捕殺されており、闇市場では鯨歯1本に5万円相当(500米ドル)から10万円相当(1,000米ドル)の値が付く。鯨歯を収集した中国漁船の船長は、数ヵ月に及ぶ漁船生活の報酬と奨励金として乗組員に少数の鯨歯を分配している。

隠蔽が容易であるというだけでなく、孤立しつつある延縄漁業共同体に縁のない一般人にはこうした慣行が知られていないこともあり、ソーシャルメディアで公開されるまでこうした活動は世間では知られていなかった。

他国の遠方漁船団も同様の慣行に従事している可能性があるが、法執行機関が証拠として押さえているのは中国の延縄漁船での活動が録画された動画のみである。

米国海洋大気庁(NOAA)は海洋哺乳類保護法(MMPA)の下、漁獲物が米国に輸出される漁船が混獲したクジラ目(クジラ、イルカ、ネズミイルカ)を捕殺することを厳格に禁止している。

公共監視システムを意図的に回避する漁船が存在し、世界的な水産物サプライチェーンが複雑であるという理由から、中国の漁業事業者を取り締まることが非常に困難である状況の中で法執行当局は不満を募らせている。国際社会がこうした犯罪を特定・調査し、中国に対して同国漁船団の非人道的な行為への説明責任を問うことが重要である。

(Indo-Pacific Defence Forum)

Source: 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン

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