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真正保守!強制灌食、中共の残酷な拷問手段 死に至る場合も

強制灌食、中共の残酷な拷問手段 死に至る場合も

 

強制灌食のイメージ図(明慧網)

「鼻からチューブを差し込まれた瞬間、私は跳ね上がり、足を踏み鳴らした。目の前が真っ暗になった」。現在、米ニューヨークに住む法輪功学習者(以下、学習者)の高建明氏さんは、大紀元の記者に自身の北京第一看守所で受けた拷問「強制灌食」についてこう話した。

「強制灌食」は中国の監禁施設でハンストで法輪功への迫害を抗議する学習者への拷問手段の一つ。学習者の鼻にチューブを挿入し、無理やり食べ物を流し込むというものだ。

2005年4月6日、大手国有鉄鋼メーカーのエンジニアだった高建明さんは、法輪功の修煉をやめないため、北京第一看守所に入れられた。拘束期間中、彼は「強制灌食」を経験した。

高さんによれば、チューブは「親指くらいの太さだった。鼻から差し込まれた。肺に到達する場合もある」「ある時、大量の塩が加えられた水が流し込まれた。胃は激しく刺激され、まるで硫酸にでも腐食されているかのような激痛だった。またある時には謎の薬も加えられた」という。

米ニューヨーク中国総領事館前の抗議活動に参加する高建明さん(緑の服を着ている人)(本人提供)

通常、灌食には2つ方法がある。1つは鼻の孔から胃までチューブを挿入する方法。挿入と引き抜きを繰り返せば、胃と食道は出血する。吐血して、喉も腫れあがり、呼吸までままならなくなるのだという。中国の監獄では、灌食を終えても、管を抜かずにそのまま放置することがある。

もう1つの方法は、「口をこじ開ける」器具を使って、無理やり口をこじ開けた後、粉ミルクなどの流動食を体内へ流し込む方法だ。よく使われる「口開け」の器具は、両端が尖り、真ん中に丸いものがある。学習者にその器具を使って強制灌食する時、両端の尖った部分を上下の前歯の間に差し込んで口をこじ開ける。このやり方で歯が何本も抜け、また口角が裂かれ、鮮血が止まらなかったという学習者もいた。

また、家畜の歯の治療などに使う鉄製の「開口器」も使っている。器具の右下には、開く角度を調整する箇所があり、角度を最大に広げれば、窒息死する恐れがある。

明慧ネットで2010年3月に報じられた統計によれば、少なくとも358人の学習者が暴力的な灌食で殺害されている。

開口器をつけられている学習者。手足はベッドに固定されている(明慧網)

秦月明さん、管を肺に刺され、強制灌食後に死亡

秦月明さんは、中国・黒竜江省伊春市で自営業をしていた男性の学習者だった。彼は労働教養所に3年間入れられたこともあった。2002年4月、秦さんは再び拉致され、10年の判決を宣告された。

秦月明さん(明慧網)

2011年2月21日、佳木斯刑務所は秦さんら学習者を集中訓練隊に連行した。訓練隊では、学習者に暴力を振るい、法輪功の修煉を止めさせるための「転向」が行われた。秦さんは断食して抗議し、病院に送られた。

25日午後、秦さんは病院のトイレに連れて行かれ、止血ペンチで舌を挟み出され、強制的にゴム管を体内に差し込まれた。塩半袋加え薄められた粉ミルクを漏斗を使ってゴム管を通して体内へと 注ぎ込まれた。

その過程で、秦さんは「あーあー」と凄惨な叫び声を上げた。ゴム管が肺に刺さったことが、その後わかった。

後に秦さんの遺体と対面した家族によれば、彼の顔は痛みで歪んでいたという。唇は青紫に変色し、口や鼻から大量の血が流れ出ていた。また、体は胸のあたりを除いて、首、背中、腰と両足は全て黒紫色に変色し、また傷跡も多く見られたという。

秦月明さんの遺体にある傷(明慧網)

23歳の楊妹さん、灌食後死亡

楊妹さんは23歳の女性の学習者で、河北省滄州小王莊の信用社職員だった。

2001年の春と夏の変わり目に、楊さんは法輪功が受けた迫害に関する真相資料を配布したために不法に逮捕され、滄州第二看守所に収容された。

拘束期間中、看守所は彼女に強制労働を強い、睡眠を奪った。また、二度と法輪功を修煉しないという「誓約書」への署名を強要した。従わない彼女を数日も手足を拘束した状態で鉄製のベッドに縛り付けた。迫害に抗議するため、楊さんは10月10日から断食を開始した。

2001年10月19日午後、楊さんは「強制灌食」され、翌日早朝6時過ぎに突然死亡した。彼女は迫害で殺される前までは、独房に単独で監禁されていた。手足を縛られ、「死人ベッド」の上に寝かされていた。彼女の口から引き抜いた灌食用の管は真っ黒だったという。

楊さんの死後、当局は情報を厳しく封鎖し、同僚が彼女の死を悼むことを許さなかった。数日後、彼女の遺体は強制的に火葬された。

23歳で死亡した楊妹さん(明慧網)

韓玉珠さん、塩水灌食により死亡

47歲の韓玉珠さんは吉林省榆樹市の男性の学習者。2001年2月9日、彼は葦子溝労働教養所内で高濃度の塩水を灌食され、死亡した。

2001年の旧正月明けの夜、葦子溝労教所では収容者たちに法輪功を誹謗中傷する中央テレビ(CCTV)のニュース番組を強制的に見せていた。韓さんはそれを拒否し、何度も抵抗していた。彼は「法輪大法は素晴らしい」と叫び、迫害に抗議するために断食を開始した。

2001年2月9日午前、葦子溝労教所は韓さんに強制灌食を実施した。彼らは、鉄製の器具を使って韓さんの口をこじ開け、高濃度の塩水を彼の体内に流し込んだ。

同日午後、韓さんは医者の診察を頼んだが拒否された。夜中になって、ぐったりした韓さんは病院に送られた。

医者はによれば、韓さんの死因は「塩中毒」だとした。

明慧ネットによれば、中国当局による20年以上続いた法輪功への迫害で、当局は100種類を超える拷問を学習者に行ったと報告している。

2018年4月21日、米国務省は「2017年度の国別人権報告書」を発表した。ジョン・J・サリバン(John Joseph  Sullivan)米国務長官代行は中国を含む8カ国を名指して、深刻な人権侵害があったと非難した。報告書の中で、法輪功学習者は他のどのグループよりも深刻な組織的酷刑拷問を受けていることに言及している。

(大紀元日本ウェブ編集部)

Source: 大紀元 エポックタイムズ・ジャパン

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