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日本政府、台湾にアストラ製ワクチン援助 台北駐日・謝長廷代表が謝意

 台湾の駐日大使にあたる台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が28日、日本政府が台湾に対し、英製薬大手「アストラゼネカ」のワクチンの一部を提供する方向で検討しているとの報道を受けて、日本に謝意を示した。夕刊フジの取材に同日、書面で応じた。

 新型コロナウイルスの抑え込みに成功してきた台湾だが、5月中旬から感染拡大が進み、ワクチン確保が急務となっている。中国の妨害も伝えられるなか、産経新聞は28日朝刊で、日本政府が緊急支援が不可欠と判断したことを報じた。

 夕刊フジでは先週20日、単独インタビューを掲載した謝氏に再度、取材を申し込んだ。

 謝氏は文書で、「台湾は防疫の必要性から基本的には全ての近隣国で提供の可能性があれば、提供していただけるよう望んでいる」「アストラゼネカ製ワクチンは超低温の保管をしなくてよい長所がある。台湾にとって、便利なものだ」「日本からワクチン提供が実現すれば、台湾にとっては干ばつの際の『恵みの雨』で、本当に有難い」と、まず回答した。

 そのうえで、「これまで台日間は災害などの発生時に『助け合い』を実践してきた。日本からワクチンを提供していただけるなら、これは『善の循環』の実践といえ、台日関係はまさに、『まさかの時の友こそ真の友』といえます」と記している。

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