【米国】カリフォルニア州の一部の学校「大学進学テストは人種差別である」と言う理由で廃止！

【米国】カリフォルニア州の一部の学校、「大学進学テストは人種差別である」と言う理由で廃止！　

学生や支援団体「特定の民族的背景をもつ学生のスコアが平均的に低いため、入学への障壁となっている」

レポート：カリフォルニア大学システムは、入学審査においてテストスコアを考慮しなくなりました。

ブルームバーグ・ローが金曜日に報じたところによると、カリフォルニア大学（UC）システムは、SATやACTのスコアが差別的であるとする訴訟を受けて、2025年まで入学審査の一環として考慮しないことになりました。

カリフォルニア大学の理事会は、約1年前に、2025年までに標準化された試験を段階的に廃止し、新しいアプリケーションに置き換えることを決議しました。学生や支援団体は、大学を訴えました。ブルームバーグ・ローによると、8月に判事は、訴訟の期間中、学校が標準化テストのスコアを考慮することを防ぐ仮処分を認めた。(関連記事カリフォルニア大学、SATとACTの要件を廃止、テストは差別的だと主張)

大学側は、裁判所が命じたこの方針を延長することに同意した。

標準化テストをめぐる議論は、テストには人種や富の偏りがあり、特定の経済的・民族的背景をもつ学生のスコアが平均的に低いため、入学への不公平な障壁となっているという主張が中心となっている。

2020年2月にカリフォルニア大学アカデミック・セネイトが発表した報告書では、「多様性」について73回言及されており、”多様性に対応し、不平等を補う “ためにSATとACTの要件を緩めることが提言されています。

ブルームバーグ・ローによると、同大学のキャンパスの中には、テスト要件を廃止することを選択したところもあれば、段階的に廃止することを選択したところもあります。

“SAT/ACTの使用は単に悪い政策というだけでなく、カリフォルニア州憲法と反差別法に違反しており、したがって法的にも道徳的にも許されない “と、訴訟に加わった非営利法律事務所「Public Counsel」のマーク・ローゼンバウム監督弁護士は2019年12月に述べている。

“学生は、SATの準備や受験のためのストレスや費用に耐える必要はなく、入学試験のプロセスは、もはやこの差別的な尺度によって汚染されるべきではありません “とローゼンバウムは付け加えました。

8月の判決を受けて、カリフォルニア大学システムは、この判決に「敬意を持って同意しない」とし、Ed Sourceによると、「大学の入試担当者と教員は、特定のキャンパスの個々のニーズと優先事項を考慮して、適切な入学試験の決定と手続きを決定するのに最適な立場にある」と述べている。

https://dailycaller.com/2021/05/14/university-of-california-equity-test-scores-admissions-process-sat-act-lawsuit-discrimination-diversity/

SAT（エスエーティー）は、非営利法人であるカレッジボードが主催する標準テスト。SAT論理試験（SAT Reasoning Test、旧SATⅠ）とSAT科目別試験（SAT Subject Test、旧SATⅡ）の総称。アメリカの大学入学時に考慮する要素の一つである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/SAT_(%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%80%B2%E5%AD%A6%E9%81%A9%E6%80%A7%E8%A9%A6%E9%A8%93)

UCLAやUCバークレー校で知られるカリフォルニア州立大学は、ACTやSATなどの入学試験を廃止することを発表です。理由は、それらのテストは人種差別だからです。（教育レベルが、ますます落ちますねｗｗｗ）https://t.co/9qfLsOVJaY

— T.Kamada (@Kamada3) May 18, 2021

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カリフォルニア州の一部の学校では、数学を教えることも廃止です。理由は「人種差別」だからです。カリフォルニア州は教育レベルの低さには定評があります！ｗ https://t.co/6pzAwsxulE

— T.Kamada (@Kamada3) May 18, 2021

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