4月4日未明、自身のインスタグラム動画で、元タレントの島田紳助(65)から“枕営業”を強要されたことを告発したモデルのマリエ(33)。同席していたお笑い芸人の出川哲朗(57)についても「許せない」などと訴えていた。その出川の所属事務所が「お騒がせしているような事実はない」と否定する中、マリエが「週刊文春」の取材に応じた。
2000年代に“セレブタレント”として活躍していたマリエ。米国留学を経て、2017年に自身の名前を冠したアパレルブランドを立ち上げた。最近では、環境省のアンバサダーに就任し、SDGs(持続可能な開発目標)関連の活動にも熱心に取り組んでいる。
そのマリエが今回告発したのは、自らが18歳だった頃に起きたという出来事だ。彼女は当時、紳助が司会を務めるバラエティ番組に出演していた。
問題のインスタグラム動画では、以下のように発言している。
「私は紳助さんの仕事をするかしないかって追われて、『しない』って決めたの。『セックスしてやる仕事ならもういらない』って」
「出川さんがTVに出てるのも大嫌いだし、出川さんがCMに出てるのもマジで許せない」
これに対し、出川が所属するマセキ芸能社は4月9日、次のようなコメントを公表した。
「先日SNSの生配信で女性タレントが発言された内容について出川本人に確認したところ、番組の収録後の打ち上げで出演者、事務所関係者、番組スタッフなど大勢がいる場では同席したことが一度ありましたが、プライベートで食事に行ったことは一度もなく、お騒がせしているような事実はないと申しております」
一方、マリエが所属するレプロエンタテインメントはコメントを公表していない。マリエ本人は出川サイドの否定コメントをどう受け止めているのか。4月12日、本人に話を聞いた。
――出川さんが否定し、マリエさんが嘘をついているとの受け止めもあります。
「私は嘘を言ってない。文春の男性方は何と言ってるんですか?」
――事実を知りたい、と。
「インスタも『全部真実です』って言っているので」
――酔っ払っていたのでは、という声もありますが。
(首を横に振る)
そして、彼女に今になって話そうと思った経緯を尋ねると、その理由を語り出したのだった。
4月14日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び4月15日(木)発売の「週刊文春」では、マリエが小誌に明かした”告発の理由”のほか、マリエの人物像や芸能界を引退した紳助の近況、動画で彼女の横にいた謎の男性の存在、告発に対する紳助サイドの受け止め、レプロが沈黙する理由などについて報じている。
“枕営業”告発 マリエが「週刊文春」に語った
「私は嘘を言ってない」