スポンサーリンク

データはありません

真正保守特報!デービッド・アトキンソンの統計マジック(後編):三橋貴明

デービッド・アトキンソンの統計マジック(後編)

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「PB黒字化目標は民間赤字化目標 でしょ?!(前半)」三橋貴明 AJER2020.2.9 令和の政策ピボット呼びかけ人に「俳優 伊原剛志様」が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

 

日本経済の基盤「雇用」を破壊する消費税と社会保険料

[三橋TV第363回] 三橋貴明・森井じゅん・高家望愛

本日も、アトキンソンからの「反論」『仮にMMTが正しくても「特効薬にはならない」訳 積極財政による日本経済再生の可能性と限界』 に対する反論。  

さて、デービッド・アトキンソンは、デフレで需要(GDP)が停滞していた日本の政府支出をGDPと比較し、

「対GDP比で見れば、日本の政府支出は多い。緊縮財政ではない」 という、面白レトリックで緊縮財政を否定しています。

理由は、緊縮財政を否定し、政府の財政出動を妨害することが彼の目的であるためです。 日本のデフレを継続させ、構造改革を推進する。

アトキンソンにとっては、日本の緊縮財政などどうでもよく、財政破綻論者でもありません。

単に、自分のビジネスのために日本の緊縮路線を継続させたいだけなのです。  

そもそも、アトキンソンの「日本政府の緊縮ではない」は、チャート一つで論破可能です。

【主要国の2019年GDP及び政府支出対2001年比(倍)】

http://mtdata.jp/data_74.html#20192001 

 

政府支出は、GDP(需要)の一部です。 

デフレという総需要不足に陥った国が、緊縮財政。政府の支出を抑制し(図の通り)、増税を繰り返した。

結果、需要不足が埋まるはずもなく、GDPは成長せず(図の通り)、

政府支出対GDP比率は「分母のGDPが成長しないため」大きく見えるようになった。 

それを利用し、「GDP比で見れば、日本は緊縮財政ではない」 と、

詭弁を弄しているのがアトキンソンで、彼のような出鱈目ばかりをまき散らす構造改革主義者に騙され続けた結果、

我が国のGDPは図の通り「惨憺たる状況」になったわけです。 

アトキンソンは寄稿の中盤で減税政策と政府支出削減についてグダグダと書き連ね、

「政府支出の方が、減税より効果がある」と結論付けています。

減税は国民の可処分所得が増えても、支出に回るとは限らないためで、

「そんなこと言ったら、政府支出も所得移転系(給付金など)は支出に回るとは限らんだろ」 

という突っ込みは置いておき、とりあえず現在の日本は政府支出を増やし、同時に減税すれば済む話です。  

彼が最も強調したかった論点は、後半のMMTに関する部分です。

【三橋貴明の音声歴史コンテンツ 経世史論】

現在、特別コンテンツ 

【信じがたい歴史的真実!フランス革命とMMT(現代貨幣理論)】の一部をYoutubeで公開中!

『先ほどの指摘をする人たちは、「デフレは、供給に比べ需要が足りないことが原因で起きているので、

需要を増やすべきだ」という理屈を展開しています。

そして需要が足りないのは緊縮財政に原因があるので、財政を積極出動し、インフレに持っていけば、

経済は復活するという主張をしていると推察できます。 財政の健全化続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事