海外で見た酷すぎるクールジャパンの実態~マレーシア編~
閑古鳥の鳴くクアラルンプールの「The Japan Store」
第二次安倍内閣の肝煎りとして進められている「クールジャパン戦略」。政権発足直後、2013年から本格化したこの国策は、実質的な国策ファンドであるCJ機構(株式会社海外需要開拓支援機構)を中心にして、積極的な国税の投入が行われている。
が、CJ機構発足(2013年)から早5年が経過し、その費用対効果が各種報道で疑問視されるに至っている。また、CJ機構幹部によるセクハラを巡り、元派遣社員が東京地裁に提訴に及ぶ等の報道もあり、CJ機構を巡る疑問符やスキャンダルは、私達の眼前に大きく報道されるに至っている。
■クアラルンプールの一等地に約10億円の公費投入
さて筆者は、このCJ機構が東南アジアにおける日本文化の発信拠点として重視しているマレーシア連邦の首都・クアラルンプールの一等地にある、民間百貨店との共同出資物件「ISETAN The Japan Store(以下、The Japan Store)」を現地視察するに至った。このThe Japan Storeは、クアラルンプールの象徴であるツインタワーを望む同市内ブキットビンタンの一等地に面しており、正確に言えば「lot 10」という大型複合商業ビルの一部、地下1Fからグランド階・1Fを挟んで4Fまでの実質5フロアーを有する総売り場面積1万平方メートルを越える大規模なものである。
ここにCJ機構は、実質的な国税を970,000,000円(9億7千万円)投入している。結論から言って、私はかつて、これほどまで無駄と傲慢と不採算に満ちた商業施設を見たことがない。店内は閑古鳥が鳴き、商品は博物館の展示品のごとく埃をかぶって見向きもされていない。巨額の国費が投入されながら、到底「日本文化の発信」とはほど遠い、CJ機構の出資物件の実相を書き記したい。
日本でいうと、渋谷や新宿の一等地にある「The Japan Store」。
■【食品フロア・地下】2万円の山梨ぶどう、2千円のいちごは誰が買う? (※記事抜粋)
お客さんが来ないので、店員たちが談笑している食品フロア
1箱約20,000円のぶどう(左)、1パック2,000円のいちご(右上)、概ね1本1,000円で売られている日本産ドレッシング(右下)。
なるほど、一瞥すると都内の百貨店とさして遜色は無い。が、昼間、人が賑わうはずの食品売り場コーナーには閑古鳥が鳴く。客はごくまばらで、現地採用と思われる従業員が「ヤサイ、サシミ」と空疎に連呼するばかりである。その理由はすぐに判明した。全般的に値付けが半端なく高い。異様とも言える高級品ばかりが並んでいるのだ。マレーシアの通貨、リンギット(RM)を1RM=約30円と換算すると、山梨ぶどう1箱(2房)約20,000円、同じく山梨県産桃1箱(5個入)10,000円と来て、いちご1パック2,000円、はては日本では節約野菜として一袋100円程度で買える豆苗が一袋600円と続く。ごく市民的な日本のスーパーで一本280円程度で市販されているドレッシングが1,000円~、缶詰一缶1,000円~と何もかもこの調子で、段違いな高価格帯なのである。
マレーシアはほぼ赤道直下に位置する、典型的な熱帯国家である。当然、そこはフルーツの楽園である。しかるに、通常マレーシア国内でフルーツは、日本では信じられないほど安く売られており、この値付けは「異様」とも映る。どうりで食品コーナーに客がまばらな訳である。日本から空輸・鮮度保持等々にコストがかかるとは言え、この値段はマレーシアの市場価格から明らかに遊離している。
6/7(木) 13:45
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20180607-00085979/
>>1
■【グランドフロア・1F】~巨大な無人展示室~ (※記事抜粋)
本来百貨店の”顔”となるはずのグランドフロア。営業時間のただ中なのに、閑古鳥が鳴く。左端に無言で佇む警備員の姿が際立っている。
まるで博物館?グランドフロアのショーケースの中にある誰も覗かない服飾小物類。概ね10,000円~
まるで地方の博物館のごとくショーケースに入れられた日本産皮革で作られた男性用ポーチの値付けを見ると16,000円也。品質が違うとは言え、同程度の男性用小物は、同市内の欧米系ファストブランドですら2,000円程度で買い求めることが出来る。一体このショーケースの中の日本産服飾小物は、開業からずっと売れないでここに居座っているのでは無いか?と錯覚してしまう。■【日用雑貨フロア・2F】11万円の仏像、なぜかスターウォーズ推し~ (※写真のみ)
もはや地下の食品売り場やグランドフロアーよりも無人の空間に日本列島のモジュールが空疎に出迎える
11万円の値段がつけられた謎の仏像(左)、菊花のモニュメント?14,000円(右上)、なぜかミレニアム・ファルコン号66,000円(右下)
■【カルチャーフロア・3F】日本文化の紹介なのにディズニーとLEGOばかりの異様性 (※写真のみ)
クールジャパンのはずだが、なぜかウォルト・ディズニーの『アナと雪の女王』のコーナーが寡占。本当に大丈夫ですか?ここは本当に日本文化の拠点なんですか?ちなみに「官」の言い訳なのかもしれないが、売られている『アナ雪』のフィギュアは日系企業の版権商品。日本から輸入してきたミッキーマウスの模型、という体。しかも一個8,000円~という異様な値段。日本から輸入するとスターウォーズもミッキーマウスも”日本文化”に化けるとでもいうのでしょうか。
■【カルチャーフロア・3F】最後の希望を求めて書籍コーナーへ (※写真のみ)
日本文化を紹介するブックコーナーには、日本に関する書籍はごく僅かで、日本とか日本文化とは無縁の、インテリアと化した洋書が平積みされている。
日本の漫画が陳列されている箇所は、総面積1万平方メートルの中にあって、わずかにこの柱の二面だけ。ちなみに花沢健吾先生のアイアムアヒーロー(翻訳版)は一巻のみ陳列されており、約3,000円でここから10%値引きのセール中。
■【総評】クールジャパンの実態見たり~傲慢と無知が招いた世紀の失策~ (※記事抜粋)
お客の存在しない3F日本文化フロア。
南方の、日本人の余り行かない土地だと思って「クールジャパン」の美名の元、好き放題に血税が、何の費用対効果も考えず、ただただ垂れ流しされている実態を、殆どの日本人は知らない。私も、クアラルンプールのThe Japan Storeに実際に行ってみるまで、全く予期しない事実であった。素晴らしい高品質の日本文化を海外に流布させる―。クールジャパンの基本戦略である。が、そのクールジャパン戦略の音頭を取る「官」が、日本人でありながら日本文化を全く理解せず、また市場経済も全く理解していない結果、このような酷い現実が出来したと言わざるを得ない。
全文は長いのでソース先でお読み下さい
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20180607-00085979/
アンテナショップから始めればよかったのに
するわけないでしょ
予算消化ありきだから
最初から身内の企業と関係者に金流すためのプロジェクトなんだからそんなことするわけないじゃん
売れなかったら捨てるの?
とりあえず予算消化してみました的な感じしかないな。完全にやっつけ仕事
真逆の結果になっちまういい例だな。
ほとんどは自分たちでやって大失敗か、中抜きのあと業者まかせで大失敗かの
2パターンだな。
その後はどうでもよいっていう
ワイルドだろ~みたいなダサ芸でやってるのか?
そうそう
クールジャパンって自分たちで言っちゃうから恥ずかしい
日本人の感覚とズレてる
ダメだったところを反省して次に生かせばいい
と何度言っても生かさないよな
行って写真撮って感想書いただけじゃないか。
こういうヴァカ記者が低能記事書くせいで眉唾もんになってしまう。
精度の高い記事書いて追求しろよ、ヴォケ!
無駄使いをなくしたいのか、単にクールジャパンをヴァカにしたいだけなのか。。。
古谷くんだからしょうがない
底が浅い
話し半分くらいで聞いたほうがいいw
2万のぶどうなんて日本でも売れんのに向こうで売れるわけ無いだろww
腹が痛いww
外商もないのに、こんな高いもの売るって
百貨店の収益構造知らなすぎだよな
キューピーのとか千円で誰が買うんだよ……
土人相手に毟ろうとしてまったく相手にされなくてワロウタwwwwww
現地に赴任して日本の味に飢えてる日本人
この店は高級品を置いてるわけじゃない
あくまでも高級「感」、それもホコリを被っている
金持ちは近くのパビリオンってビルに行って高級品を買う
どうしてこんなことになっちゃうんだろうね?
誰もおかしいって気付かないわけないよね
引用元: http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1528417499/
Source: 保守速報