【花時計通信 541】[旗日のお知らせ]2月11日は「
建国記念の日」です
「建国記念の日」は大東亜戦争敗戦前は「紀元節」と呼ばれていました。大切な日を「OO節」と呼ぶのは、揺らぐことがない国家の 節目の日だからです。「紀元節」が制定されたのは明治5( 1872)年です。日本最古の官製歴史書『日本書紀』に初代天皇 である神武天皇が紀元前660年に奈良の橿原の地で即位した、 とあるので、紀元前660年を紀元元年としました。その年の元日 を陽暦(新暦)に換算すると2月11日になるので、2月11日を 「紀元節」としました。
「紀元節」は昭和20(1945)年の敗戦後、GHQ(連合国軍
総司令部)によって廃止されました。しかし昭和26(1951) 年頃から「紀元節」を復活させたい、という国民の願いが形になり 、昭和32(1957)年2月13日に自民党の衆議院議員らによ って「建国記念日制定に関する法案」が提出されました。 しかし当時、野党第一党だった社会党が反対し、 成立には至りませんでした。その後九回も法案の提出と廃案を繰り 返し、結局、昭和41(1966)年、名称を「建国記念日」 ではなく「建国記念の日」とすることで社会党が譲歩し、 国民の祝日に加えられました。
神武天皇は神話の世界の人で実在した人間ではない、と考える人もいるでしょう。しかし神話というものは私たちの祖先が数万年、あ るいは数十万年にもわたって経験した記憶の伝承であり、集合的無 意識とでもいうべきものです。それは今を生きる私たちの深層心理 の中にも生きているはずです。それに神武天皇のご存在は『 日本書紀』に書かれているので歴史的事実といえるでしょう。
「八紘一宇(はっこういちう)」という言葉は神武天皇がおっしゃったとされています。「八紘」は世界、「一宇」は一つの家族、 という意味です。当時、日本列島にはさまざまな部族が住んでいた はずですが、それらが一つの家族のような国を築く、というのが神 武天皇の建国の理念です。その理念にほかの部族が同意して、一つ にまとまったからこそ統一国家ができたわけです。西暦2021年 =皇紀2681年です。神武天皇に始まる皇室は2700年近く経 った今も、絶えることなく続いています。こんな国は世界で日本し かありません。今日は玄関に国旗を掲げてお祝いしましょう。 --------------------
愛国女性のつどい花時計 引用元
hanadokei2010@gmail.com
花時計HP:http://www.hanadokei2010.com/
代表者ブログ「マダムの部屋」:http://blog.livedoor.jp/hanadokei2010/
週刊花時計:http://www.yamatopress.com/column/pg41.html
--------------------