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PB赤字100兆円超へ。追い詰められる財政破綻論
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「竹中平蔵は何故反緊縮に転じたのか(前半)」三橋貴明 AJER2020.12.8
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[三橋TV第326回] 三橋貴明・高家望愛
「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」と銘打ちながら、
「国民の命と暮らしを守る」ための国・地方の歳出(新型コロナウイルス感染症の拡大防止策)は、わずか4.5兆円。
国民の命と暮らしを壊す「地方潰し」「中小企業・地銀潰し」の構造改革(ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現)が、
何と13.4兆円という凄まじい予算ではありますが、
とにもかくにもPB赤字(国民黒字)の拡大が閣議決定されました。
第三次補正予算は、まだ国会を通っていませんが、
今年度までのPB赤字の推計値をグラフ化しました。
【年度別プライマリーバランス「赤字」額の推移(兆円)】
http://mtdata.jp/data_72.html#PB3
第三次補正予算段階で、86兆円。
ここに、コロナ恐慌による税収減分の穴埋めなど(赤字国債)が加わってくるため、
今年度のPB赤字が100兆円を超すのは確実な情勢です。
すなわち、リーマンショック期、東日本大震災期の三倍。
そして、財政破綻論者たちにとっては「悪夢」でしょうが、
「過去最大値の三倍」以上にPB赤字が膨らんでも、
金利は上がらず、インフレ率も上がらず、為替レートも安定している。
となると、彼らはどのように「破綻論」を煽ってくるのでしょうか。
もちろん「抽象論」です。
『(社説)追加経済対策 財政規律を壊すのか
政府が事業規模73・6兆円の追加経済対策を決めた。
国と地方をあわせた財政支出は40兆円。
うち19兆円を今年度の第3次補正予算案に計上する。
1次補正(25兆円)、2次補正(31兆円)に続く大型対策だ。
追加対策では、
コロナ禍で生活に困った人や企業への無利子融資などは続けるものの、
新型コロナへの緊急対応から、コロナ後の社会づくりに軸足を移した。
一律の現金給付や中小企業への持続化給付金といった事業は盛り込まず、
その代わりに、業態転換などのための設備投資を補助する制度を新設し、
官民のデジタル化も推進する。
コロナ禍の経済への影響は長期に及びそうである。
支援対象を絞りながら、持続可能な事業構築を目指す狙いであろう。
ただ、
しわ寄せは社会的弱者に集中する。感染や経済の状況の変化を見極め、
必要に応じて施策は見直していくべきだ。(中略)
今年度に政府が発行する新規続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ