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「潜在成長率の誤解に殺される(前半)」三橋貴明 AJER2020.10.26
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[三橋TV第322回] 三橋貴明・高家望愛
チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。
【Front Japan 桜】竹中平蔵はなぜ「反・緊縮」に転じたのか? /
「感染列島」を強靭化せよ~感染症対策とインフラ政策[桜R2/12/2]
【ch桜・別館】肉食系が見た草食系と緊縮[R2/12/2]
三橋経済塾第十期、第五回(5月)までのゲスト講師が決定いたしましたので、
是非、ご入塾をご検討下さいませ。
桜の別館の方で「草食系・肉食系」の話をしていますが、確かに「緊縮財政派」は「草食系」だと思います。
草食動物は、常に肉食動物の脅威に怯えながら生きています。
「食料を獲りに行くんじゃ~っ!やったるでぇ~っ!」
ではなく、草をモフモフと食べながら、周囲を気にし、
肉食動物という「危機」のことばかりを考え続けるわけですね。
(そうしなければ、生き延びられない) 緊縮財政派と似ていません?
もちろん、草食動物にとっての肉食動物はリアルな危機で、財政破綻は妄想ではあるのです。
とはいえ、緊縮財政派が、「財政を拡大し、デフレから脱却して成長しよう!
豊かになろうよ!」 といった我々の考え方を否定し、わずかな財政赤字の拡大(=国民黒字の増大)に対しても、
「そんなことをしたら、国の借金で破綻するっ!」 と、ヒステリックに叫ぶ様は、まさしく草食系だなあと感じ入りました。
問題は、彼らの言説によりデフレが継続した結果、
「貧困化した国民」が増えてしまったことです。
所得が減り、安定的な将来、あるいは豊かになる将来を想像できなくなった国民は、必然的に草食化します。
リスクに異様なまでに過敏になるわけです。
「国民一人当たり800万円の借金」
といった出鱈目なレトリックが、それなりに通用してしまうのは、誰もが「怯えながら生きている」ためなのです。 結果的に、財政破綻という「存在しない肉食動物」に恐怖し、むしろ緊縮財政を支持する人が増えるわけですね。 デフレが草食的な国民を増やし、草食的な国民は緊縮を支持し、緊縮がデフレを継続させる。 なかなか、厄介な問題だと思いません? 【三橋貴明の音声続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ