スポンサーリンク

データはありません

中国より日本のほうがマシなことに気づいたロシア




 

ロシアの独立系評論家イノゼムツェフが、4月24日付 Moskovsky Komsomolets紙掲載の論説で、ロシアにとって中国は頼りにならず日本の方がましであるとして、

これまでの対中関係の見直しを提唱しています。論説の要旨は次の通りです。

 これまで、ロシアは中国との提携を重視して米国に対抗してきた。しかし、今回の米中首脳会談では、

中国にとってはロシアより米国の方がはるかに重要であることが明白となった。中国は、対米経済関係を守るためなら、米国の言うことでも聞くのだ。

 中国はロシアを資源供給国と見下げ、製造業に投資しない。ロシアの企業の株を買い占めるだけである。

 カラガーノフとその一派(代表的オピニオン・リーダー。政権に近い)は中ロの蜜月は不変だと繰り返しているが、

中国はロシアを支えることに対して、いつも恩着せがましく対価を要求する。

 日本はサハリンの石油ガス資源を開発してくれたし、トヨタ、日産は工場も建てた。

日本は経済成長を支えている海洋諸国家への出口でもある。また「東」でありながら、西側の一部でもある。

出典:Vladislav Inozemtsev,‘Pundit sees Japan as better bet for Russia than China’(Moskovsky Komsomolets, April 24, 2017)

中ロ間に走った亀裂
 この1、2カ月、中ロ間にかすかな亀裂が走った感があります。それは、この論調が指摘するように、3月の米中首脳会談以後、中国が米国に協力的な態度を目立たせていることに起因します。

国連安保理では、シリアの化学兵器、北朝鮮非難の双方で、中国が米国寄り、あるいは棄権の態度を取り、米国のイニシアチブをつぶそうとするロシアを孤立させました。

 これはおそらくプーチンの反発を呼んだのでしょう。習近平は4月26日に自らの最側近、共産党中央弁公庁主任の栗戦書に自分のメッセージを持たせて訪ロさせ、

プーチンはこれと会談しています。クレムリンのホームページには、栗が「中国のロシアに対する関係には何の変化もない」

ことを習近平のメッセージとして繰り返した旨、記載されています。中国は5月14、15日に北京で「シルクロード首脳会議」を開きましたが、

プーチンに欠席されるようなことがあれば、面子丸つぶれになっていたところです。

 プーチンは、そのような中国を尻目に、ロシアの国際的立場維持のための措置を立て続けにとりました。

5月初め、メルケル・ドイツ首相、エルドアン・トルコ大統領と相次いで会談、トランプ大統領に電話して同大統領との関係を維持、

シリア情勢平定化に向けて立場をすり合わせると同時に、北朝鮮については話し合いによる解決を慫慂するなど、ロシアを世界政治の舞台にしっかりと位置付けて見せました。

 この10年余、中ロは提携を強めて米国による干渉を防ぎ、2008年金融危機以降は「米国の時代は去った。

これからは多極化世界の時代だ」との宣伝を行ってきましたが、上記の経緯が示すように、最近、ものごとは再び米国を軸に動き始めた感があります。

そして、中ロの間では、以前から指摘されてきた摩擦要因が頭をもたげてくる可能性があります。北朝鮮情勢で中国が陸軍の重要性を再認識し、

これまで海軍・空軍に重点配布してきた国防費を陸軍に回すようになれば、中国の関心はこれまでの海洋から内陸部に向き、それはロシアとの摩擦を大きくするでしょう。

 本件論調は日本にとって歓迎するべきものではありますが、筆者のイノゼムツェフは政権側の人物ではありません。論調がどこまで政権内部の動きを反映したものかは分かりません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
管理人の一言
当然でしょう。
日本はロシアを取り込めば、中国は
日本侵略をおもいとどまるでしょうか。早く平和条約結ぶべし
プーチンがしたたかで、安倍首相でもてこずっていますね。
ロシアは、中国よりは、まともでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


名無しさん
22時間前
ドロボーに言われてもね

名無しさん
22時間前
何か、問題でも?
問題があるとしたら、中国と比較している事です。

名無しさん
22時間前
所詮成金のばったもん!

名無しさん
21時間前
日本からしてみたら中国はもちろんロシアも信用できません

名無しさん
22時間前
「まし」といわれても嬉しくはないね。

名無しさん
20時間前
だからといって騙されませんので。

名無しさん
21時間前
「中国より日本」には同意できます。

名無しさん
20時間前
「強盗団と窃盗団、どちらと付き合うか」といわれても・・・。

名無しさん
21時間前
スターリンに言われちゃ
日本もヤバイぞ。
北の隠れボス

名無しさん
21時間前
独り言ですね。
poo*****
19時間前
中国もロシアも日本からすれば、どっちもどっち。

名無しさん
18時間前
ふ~ん…。
日本としては、中国もロシアも信用出来ないけどね。

名無しさん
17時間前
でも、サハリンは忘れてねぇからw

名無しさん
20時間前
マシとは失礼な<`ヘ´>

名無しさん
19時間前
自画自賛

名無しさん
15時間前
戦争中や戦後処理でひどい目にあわされたしな。

名無しさん
18時間前
ロシアと中国は日本にとって目糞鼻糞ですね…。

名無しさん
18時間前
御しやすい、敵ではない。
こんなところでしょう。
此方からしたら、裏で北朝鮮軍事のサポートを積極化しているロシアはどうなんだ、との声も隠しきれないところです。

名無しさん
14時間前
日本人は、して貰ったらお礼はするものだという価値観だけど、対価を求められるのは嫌だなんてぬかしてる相手には日本も対価を求めて良いと思う。

名無しさん
11時間前
まあこういうことを言う人だって彼の国にでもいるんですよ的な・・・参考程度に。
でも、どっちも赤の国には違いない。
sta*****
15時間前
日本はロ中のように綱渡りが上手くないだけなんです 何か

名無しさん
16時間前
中にはこんな意見もあるかと思うが、所詮ロシアは信用できない国家であることは明白。こんな記事でロシアへの見る目を変えないように。

名無しさん
20時間前
中国も、長期国債の格付けも下がったし、これ以上問題が起きれば秋の党大会は大荒れ必至。米国に頼るのは当然。となると、梯子を外された露は再び日本に接近する…なんとも判りやすい。
北方四島を直ちに返してくれたら、話しを聞いてやっても良いで。

名無しさん
16時間前
最終的に中国はロシアから沿海州をいかなる手段を使っても取り戻そうとしているんだからな。

名無しさん
17時間前
気持ちだけ頂いときます……

名無しさん
16時間前
ロシアも中国も日本から見たら五十歩百歩かな・・

名無しさん
17時間前
関わらないでください(^。^)
またミサイル配備されるだけ。

名無しさん
18時間前
遠慮願います。
ロシアは韓国で我慢して下さい。

名無しさん
14時間前
気づくの、おっせーな。

名無しさん
16時間前
露助は中国以上に油断ならない。
dbd*****
14時間前
ロシアは現時点では敵国だが国民に対して反日教育をしていないところには注目してあげてもいいんじゃないか?

名無しさん
16時間前
そもそもロシアがマシじゃないんで、近寄らないでください。

名無しさん
17時間前
まあ、中露は、水面上では手を握り合っていても、水面下では足で蹴り合っているような関係ですから。

名無しさん
16時間前
中国とまじめに付き合ったら身ぐるみはがされると、今わかったか。

名無しさん
15時間前
外交なんて所詮、損得勘定でしかないよ。

名無しさん
13時間前
なんでもいいのか




 


名無しさん
13時間前
扱いやすいと言う意味かな?

名無しさん
4時間前
日本にとっちゃ
どっちもマシな国じゃないけどな

名無しさん
19時間前
長年不振なつきあいだったがこれで日本の言動が信用されていくことを期待します

名無しさん
8時間前
まぁ、中国は、海外支援ダメだからなぁ〜。
労力は、有るが、約束破るし…
東南アジアの鉄道が良い例。
だから、投資しか出来ないのさ。
出来上がっても、壊れまくる。
内陸部の攻防って、国境もだけど、北朝鮮もかなぁ〜?
ロシアと、中国と、韓国で取り合うのかな?
WWW
6時間前
ロシアの対外的な政治スタイルって
白人国家だけど中国と同じ。
同じ社会主義体制だからってこんなに似るものなのか?
白い中国。

名無しさん
11時間前
習近平と安倍では悪の器量でも格が違います!

名無しさん
16時間前
きんちゃんが一番お似合い

名無しさん
1時間前
「マシ」とは失礼な。

名無しさん
12時間前
日本の方がマシ・・・
相変わらず上から目線ですね

名無しさん
16時間前
ヤクザ間の関係と同じにしか見えない

名無しさん
18時間前
たった一人の論説なのにタイトル大げさ

名無しさん
10時間前
>日本はサハリンの石油ガス資源を開発してくれたし、
おーい、こらw

名無しさん
16時間前
知れば知る程、嫌いになる中国。ロシアでも例外ではないようだ。
日露は、付かず離れず損しない。程度の距離感が一番いい。

名無しさん
16時間前
ロシアも韓国よりはましかもね!




 

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事