真🌸保守速報!川辺川ダム建設再開と「将来」への責任:三橋貴明
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「潜在成長率の誤解に殺される(前半)」三橋貴明 AJER2020.10.26 令和の政策ピボット呼びかけ人に、林千勝先生(近現代史研究家)が加わって下さいました。
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保守とは何なのか?「革命政党」大阪維新の会が教えてくれた真実
[三橋TV第313回]
球磨川水系の川辺川に計画され、2008年に熊本県の蒲島知事が「白紙撤回」した川辺川ダムが建設の方向に進みそうです。
65人の死者、2人の行方不明者を出した今年7月の豪雨被害を受けた方針転換ですが、
08年にダム建設を白紙とし、その後、「ダムによらない治水対策を極限まで追求すべきだ」 と表明したにも関わらず
実際には何もやらなかった「政治責任」は、例により流されるのでしょう。
『熊本知事、川辺川ダム建設容認へ 豪雨被害受け転換
7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川流域の治水対策として、
同県が支流の川辺川ダムの建設を容認する方向で調整していることが11日わかった。
蒲島郁夫知事は県議会などの意見を聞いたうえで、11月中にも表明する見通し。
同ダムは2008年、蒲島氏が建設計画の白紙撤回を表明していた。
容認すれば、ダムに頼らない治水からの方針転換となる。(後略)』
もちろん、ダム建設容認に転じたことは評価しますが、「なぜ、08年のダム建設の白紙撤回に至ったのか?」
「白紙撤回は、正しかったのか、間違っていたのか?」 については、
誰も総括せず、反省もなく、責任も取らず、とりあえず川辺川ダムの建設再開でお茶を濁し、
緊縮財政と公共投資抑制が続き、「次の災害による死者」が出たとき、ま
たしおらしく「反省したフリ」がなされ、その場しのぎのインフラ整備が行われ、
実際には緊縮財政と公共投資抑制が終わらない。
うんざりです・・・・。 政治責任を取らないというならば、
蒲島知事は、最低でも、「08年のダム建設白紙撤回は間違っていた」 ことを認めた上で、
災害大国における公共投資抑制という「狂気」について、率直に県民や国民に語って欲しい。
蒲島知事と同じく、熊本県鹿本郡(当時)で生まれた者として、心の底から願っています。
もっとも、熊本県がダム建設に転換したとしても、中央政府が緊縮財政を続けている限り、
「国民を守る」ための投資ですら抑制されざるを得ないのが現実です。
あるいは、死者が出たことを受け、川辺川ダムの建設再開に転じたとしても、
「じゃあ、他の公共投資予算をカットする」 と、
やらざるを得ないの続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ