スポンサーリンク

データはありません

文春砲!「半沢ロス」に読む薬。“トミさん”浅野和之が語る「半沢直樹」堺雅人の何がスゴいのか

9月27日放送の最終回が視聴率32.7%を叩き出したTBS日曜劇場「半沢直樹」。

東京中央銀行の検査部の“トミさん”こと富岡義則役を演じた浅野和之(66)が、

「半沢」について語った。

浅野和之(事務所HPより)

「堺雅人君のすごいところは集中力と平常心。あれだけ膨大なセリフを数日で頭に入れてくるのは、すごい。第9話で、自分(富岡)の正体がバレる(東京中央銀行地下の)書庫のシーンがありました。この撮影はカット割りが細かくて大変で、演者の集中力が大事だったのですが、彼はNGを出さない。集中力のなせる技です。しかも、大変なシーンの前でも、我々の目の前ではいつもリラックスしている。その姿は大物ですね。平常心だからこそ、あの演技の安定感がある」

堺雅人 ©文藝春秋

 トミさんが、実は中野渡頭取から過去の不正融資疑惑について調査するよう“密命”を受けていたことが明かされた(第9話)。だが、浅野自身もトミさんの正体を知らなかったという。

「クランクインのときは、僕の出番は一回くらいで終わると思っていました。(第9話の)台本ができるまでは何も明かされていませんでした。福澤克雄監督は、俳優を信頼されて仕事をする方なので、基本的に演技に対する注文はありませんでした」

トミさん(番組公式サイトより)

 浅野は舞台「ブラウニング・バージョン」で「第13回読売演劇大賞」(2006年)を最優秀男優受賞するなど、長年舞台でも活躍する実力派俳優。 また、大河ドラマの「太平記」(1991年)や「八代将軍吉宗」(1995年)をはじめ、「ショムニ」(フジテレビ系。2000年)、「3年B組金八先生」(TBS系。2007年から11年)、「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系。2014年)、「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系。2013年)などの話題作にも出演してきた。

©共同通信社

 今回、あらためて「視聴率が高い番組は影響力がある」と実感したという。

「とても面白かったのは、知り合いや友達から『見たよ』と連絡がたくさんありました。この仕事を何十年もやっていますが、昔、自分が初めてテレビに出た頃に『見たよ!』って言われたときのようで、不思議でした。一人の視聴者として思うのは、良いドラマというものは、『物語』が見ている人の心の中に宿るということ。見終わった時に、そういう『物語』が心にしっかり宿っていると、すごく淋しさが生まれます。つまり、ロスですね。自分もそういう気持ちを感じるということは、もちろん多くの視聴者の皆さんもそう感じているという実感があります。この『物語』に参加できて良かったな、俳優という仕事を続けていて良かったなと思うんです。最終回が終わった今、自分にもお疲れ様という気持ちがあります」

「半沢直樹」第9話のシーン(番組公式サイトより)

 日曜の夜が寂しくなったと思っている「半沢ロス」の人も少なくないはず。10月1日(木)発売の「週刊文春」では、義母による堺雅人の“査定”、江口のりこが下積み時代に起こした“事件”、父が明かす筒井道隆が俳優の道を選んだきっかけなどについて報じる。

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事