9月12日【巨人 vs ヤクルト】ハイライトvs ホームラン、原巨人6連勝できたのか？

７回１死、岡本和真が左中間に２１号勝ち越し本塁打を放つ（カメラ・橋口　真）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　巨人５―４ヤクルト（１２日・東京ドーム） 　巨人は岡本和真内野手（２４）が４―４と同点の７回１死に決勝の２１号ソロを放ち、６連勝を飾った。貯金は２２に伸びた。 　先制したのは巨人だった。０―０の初回１死一、二塁。岡本和真内野手（２４）が吉田大喜の外角カットボールをとらえ、右翼席中段へ放り込む２０号３ラン。３日のＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）以来、８試合ぶりの一発。リーグ一番乗りで２０本塁打に乗せた。 　先発の今村信貴投手（２６）は４回まで２安打無失点で７三振を奪い、５回も２死までは抑えていたが、代打・中山に左中間最前列に飛び込む２号ソロで１点を与えると、坂口には左前打、続く青木に右越え１３号２ランで同点に追いつかれた。 　さらに６回には、この回途中からリリーフ登板した２番手の田中豊樹投手（２６）が２死一、二塁で、中山に左前適時打を許し１点をリードされた。 　しかし、裏の攻撃で大城卓三捕手（２７）が右中間に８号ソロを放ちすぐに追い付いた。 　そして７回。４番のひと振りが試合を決めた。これぞ４番の一発だ。４―４で迎えた７回１死、岡本は初球のカーブを引っ張り、左翼席中段に放り込み、再びリードを奪った。 　その後は鉄壁のリリーフ陣がヤクルト打線を抑えて、逃げ切った。