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平成29年10月26日GEA国際会議2017開会式

  • 写真:挨拶する安倍総理1
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平成29年10月26日、皇太子同妃両殿下御臨席の下、安倍総理は、都内で開催されたGEA国際会議2017開会式に出席しました。

総理は、挨拶で次のように述べました。

「皇太子同妃両殿下の御臨席を賜り、11回目となる地球環境行動会議(GEA)が開催されるに当たり、一言御挨拶申し上げます。
昨年、パリ協定が発効いたしました。気候変動の影響が現実のものとなる中で、国際社会の危機感がかつてなく高まっています。経済と社会の持続可能な発展のため、今こそ全ての国による大胆な行動が求められています。
我が国は、パリ協定の下、2030年度の温室効果ガスの排出量を26%削減するという野心的な目標を掲げました。この5年間でエコカーは2倍以上、太陽光発電は5倍以上に増えるなど目標の達成に向けて、今我が国の経済社会は加速度的に変化を遂げています。
未来の水素社会に向けた動きも始まっています。本年3月、東京で世界で初めて大容量の燃料電池を備えたバスが運行を始めました。来年春には全国で100か所の水素ステーションが整い、神戸では水素発電による世界初の電力供給が実施されます。日本はこれからも、世界に先駆けた革新的なイノベーションに果敢にチャレンジしてまいります。
そして、その成果を世界の国々とも広く共有する。我が国の優れた環境技術やインフラを官民が力を合わせて途上国にも積極的に展開し、世界全体での温室効果ガスの排出削減と気候変動による悪影響の軽減に貢献してまいります。
気候変動との戦いは、2050年、それ以降へと続きます。今後しっかりと未来を見据えて長期戦略を策定し、我が国は世界に冠たる脱炭素社会の実現を目指してまいります。
積極的平和主義の旗を高く掲げ、世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく。我が国は、気候変動、持続可能な開発など、世界が直面する様々な課題に強いリーダーシップを発揮し、国際社会と手を携えて立ち向かう決意であります。
美しい地球を次の世代に引き渡していくのは、今を生きる私たちの責任です。持続可能な社会づくりのため、環境・経済・社会の問題を同時並行で解決する大胆な変革が必要です。そのためには、世界の叡智(えいち)を結集し、共に行動していかなければなりません。
そうした意味で、国内外の企業のリーダー、研究者、政府関係者が一堂に会し、気候変動問題への対応を議論する地球環境行動会議の役割はますます高まっています。
今回の会議において、世界が目指すべき将来の姿について実りある活発な議論が行われることを大いに期待しています。
最後となりましたが、本日御出席の皆様のますますの御活躍を祈念し、私からの御挨拶とさせていただきます。」

関連動画

 

動画が再生できない方はこちら(政府インターネットTV)

 

Source: 首相官邸

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