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真🌸保守速報!「国民殺しの財務省の短期主義」:三橋貴明

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「全ての歴史がイギリスから動く(前半)」三橋貴明 AJER2020.8.10 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。

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8月25日 20:00~  

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[三橋TV第278回]

 財務省の緊縮財政至上主義の問題の本質といってもいいかも知れません。それは「短期主義」です。 ご存じの通り、財務省の官僚は「省是」である緊縮財政に貢献すると、出世の階段を昇ります。

消費税増税、公共事業削減、社会保障抑制、地方交付税減額、防衛費削減などなど、とにかく緊縮財政のために「汗をかく」ことで、上司に「評価」される構造になっているのです(本当にそうなんです)。 

そして、緊縮への「貢献」は、短期で大丈夫です。「今年、増税に貢献した」「今年、公共事業を減らした」 これで、その年の「評価」はクリアーとなります。 つまりは、自分が担当のときに反緊縮的な財政拡大をやられるのが困るわけで、担当から外れれば、どうでもいい話となります。

何しろ、自分の出世と関係ありません。 さらに言えば、例えば「財政悪化」を政府の負債対GDP比率の上昇と定義したとして(実際はどうでもいい話ですが)、「中長期的な財政悪化」 もまた、財務官僚個人にとっては、どうでもいい話です。

とにかく「今年」、緊縮財政のために「結果」を出せれば、それでいいのです。 デフレ期に消費税を増税すると、デフレが深刻化し、GDPが伸びなくなります。結果的に、政府の負債対GDP比率は上昇しますが、財務官僚個人は「財政の悪化」について責任を追及されるわけではありません。

評価されるのは、あくまで「今年、緊縮に貢献したか、否か」になります。  財務省が本気で政府の負債対GDP比率の「引き下げ」を目指すならば、財政拡大でデフレ脱却をすれば済む話です。というよりも、デフレ脱却以外に手段がありません。 

とはいえ、「デフレ脱却」や「政府の負債対GDP比率引き下げ」や「GDP拡大」は、財務官僚の出世とは何の関係もないのです。さらには、「財政拡大」を許してしまったとなると、これはマイナス評価です。 

というわけで、日本国の緊縮財政は続き、デフレから脱却せず、GDPは増えない。当たり前ですが、日本政府の負債対GDP比率は(日銀買取分を含めると)ひたすら上昇していきました。

(図は、「政府の負債」を国債・財投債で見ています)

【国債・財投債対名目GDP比率と日銀以外保有の国債・財投債対名目GDP比率(%)】

http://mtdata.jp/data_70.html#GDPhiritu

 財務官僚たちの「短期・出世主義」の影響で、日本の政府の負債対GDP比率はひたすら上昇していきました。無論、所詮は自国通貨建て国債であるため「ざいせいはた~ん」とやらになるわけではありませんが、財務官僚は当然ながら、「自らの緊縮財政が引き起こした、政府の負続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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