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安倍総理は日中国交正常化45周年・中華人民共和国成立68周年記念レセプションに出席しました

平成29年9月28日日中国交正常化45周年・中華人民共和国成立68周年記念レセプション

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    挨拶する安倍総理1
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平成29年9月28日、安倍総理は、都内で開催された日中国交正常化45周年・中華人民共和国成立68周年記念レセプションに出席しました。

総理は、挨拶の中で次のように述べました。

「程永華大使、御列席の皆様、日中国交正常化45周年記念レセプションに際し、日本国政府を代表し、心から祝意を表します。
今から45年前、日本と中国は国交を正常化し、新たな時代を拓きました。そこでは、日中両国は重要な隣国同士であり、お互いに協力し合いながら関係を発展させていかなければならない、との考えが共有されました。
2006年、私は総理に就任した直後、初めての外国訪問先として中国を公式訪問し、戦略的互恵関係の考え方を提唱しました。日中両国の間には、隣国同士であるが故に様々な問題があるが、個別の問題があっても、それが関係全体に影響を及ぼさないようコントロールし、大局的な観点から、様々な分野で協力を進め、関係を発展させていくとの考え方です。これは中国側にも歓迎され、今や日中関係の基本となる考え方であります。
7月に私は、ドイツのハンブルクで習近平国家主席と5回目となる会談を行いました。そして、首脳間の対話を積み重ね、経済面での協力や国民間の交流を促進しながら、関係改善を更に進めていくことで一致いたしました。
年内に日中韓サミットを日本で開催し、李克強首相を日本にお迎えしたいと考えています。その際、日中首脳会談を行い、日中国交正常化45周年をお祝いするとともに、来年の日中平和友好条約締結40周年に向けて、更に関係を発展させていく弾みをつけたいと考えています。
その次は私が訪中する番となります。私の訪中の後には習近平主席に訪日していただきたいと思います。このように首脳による相互訪問を積み重ね、日中関係を全般的に前進させていきたいと考えています。
日中両国は、アジアや世界の平和と繁栄に共に大きな責任を有しています。現在の北東アジア情勢に鑑みれば、日中両国の連携強化は、両国にとってはもちろん北東アジア地域の平和と安定にとっても、かけがえのないものです。両国が地域や世界の課題に協力して取り組み、共に国際社会への貢献を進めることは、両国の新たな未来の姿を築くことにつながると確信しています。
日中国交正常化当初、中国からの訪日人数は年間数千人でしたが、昨年は637万人に達し、世界の中で最多となっています。これは、この45年間の日中関係の飛躍的な進展の象徴です。このような活発な人的往来や緊密な経済関係、そしてお互いの文化交流は、国交正常化以来、両国が築き上げたかけがえのない財産と言えるでしょう。このような日中関係の発展は、多くの方々の不断の努力により、数々の障害を乗り越えて達成されたものであります。
私は、戦略的互恵関係の考え方の下、日中関係の発展に引き続き尽力してまいります。本日、ここに御列席の皆様は、日中関係の発展のために御尽力された方々ばかりであります。皆様のおかげで今日の日中関係があります。この場をお借りして感謝申し上げますとともに、これからも日中関係の発展のために御尽力を賜りたい。お願いを申し上げる次第であります。
最後に、日中関係の更なる発展、御列席の皆様の御健勝を心からお祈り申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います。本日は御盛会、誠におめでとうございます。」

関連動画

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Source: 首相官邸

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