安倍晋三首相「ブームから希望は生まれない」 初の街頭演説で希望・民進を牽制
安倍晋三首相(自民党総裁)は28日夕、衆院解散を受けた最初の街頭演説を東京・渋谷のハチ公前で行った。首相は、小池百合子都知事が代表の国政新党「希望の党」と民進党の衆院選に向けた合流を念頭に「ブームからは決して希望は生まれない」と牽制した。
首相は「いま野党は新しい党をつくろうとしていり。1990年代に新党ブームがあった。あの新党ブームの結果、政治は混乱し、日本は長い経済の低迷に突入した」と述べた。その上で「2009年、民主党ブームがあった。いよいよ混乱を極める状況になって、どんどん雇用が失われた。自民党、公明党はこの混乱に終止符を打った」と訴え、「ブームからは決して希望は生まれない」とつなげた。
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