トランプ氏「国連総会演説」北朝鮮糾弾‥横田めぐみさん拉致に言及
北朝鮮問題への対応が最大のテーマとなる国連総会でトランプ大統領が45分に及ぶ演説し話題…横田めぐみさん拉致にふれたトランプ氏にネットも反響
更新日: 2017年09月20日
国連総会でトランプ大統領が演説し北朝鮮を強く非難
アメリカのトランプ大統領は国連総会で初めて演説し、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難
トランプ氏は持論である「米国第一」を掲げる一方、北朝鮮の核・ミサイル開発問題を「世界全体の脅威だ」と指摘
「米国第一」を掲げ国際協調に後ろ向きの姿勢も目立つトランプ氏の演説は、大きな注目を集めた。
■日本に関しては、トランプ大統領がハッキリ言及した2つのポイント
・横田めぐみさん拉致の件を非難
「日本人の13歳の少女が拉致された。彼女はスパイの養成に利用された」と述べるとともに、「北朝鮮はすさまじい人権侵害を行っている」と非難した。
横田さんについては「北朝鮮工作員の語学教師にするための奴隷」として、日本の海岸で拉致したと詳述
・ロケットマンが米国と同盟国を脅すなら「完全破壊」
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と呼び
「米国はあらゆる手段を講じて自国と同盟国を防衛する」と言明するとともに、もし軍事攻撃に踏み切る事態となれば「北朝鮮は完全に破壊される」と強調
・このトランプ氏の国連演説はネットでも話題に
トランプさんの国連演説で覚えてること: ○「13歳の日本人少女を拉致」 拉致問題にはっきり言及した。 ○
「北朝鮮が米国と同盟国を脅すなら、『完全破壊』以外に道なし」
結構すごくない?トランプ大統領! 45分間の大演説でした。
過去のどの大統領も公に取り上げてくれなかった拉致問題をトランプは、国連の場で言及した。
さて、このままトランプの評価が上がり始めたら酷評していた評論家諸子は辞めて貰うしかないね。 国連総会演説
トランプ大統領、国連総会演説で北朝鮮の日本人拉致を非難 「13歳の少女を拉致した」 -
産経ニュース sankei.com/world/news/170… @Sankei_newsさんから この発言はデカい。 というか、
これを実現した安倍首相は凄いとしか言い様が無い。
・トランプ大統領を評価する声も
トランプ大統領、国連総会演説で北朝鮮の日本人拉致を非難「13歳の少女を拉致した」
ありがとう〜 pic.twitter.com/PdC0fH9cfo
トランプ大統領の国連総会演説をみた。すごい視野を持っているわ。
英語そのままで聞いたから変に日本語に訳さないで聞くと、
さすが米国大統領になるだけの人物だと私は理解した。
※私の理解力が正しい保障はしない。各自でソースを聞いて判断し…
トランプ大統領 ありがとう 何もできなくて…想いと願いだけで…
ブルーリボンバッチだけが増えていく
横田めぐみさんの帰還は日本人の祈り 国連で初めて演説した米国の大統領の演説に
日本中が感動した 外交交渉には安定政権の首相は… twitter.com/i/web/status/9…
トランプ大統領 国連総会演説で 米国の戦略上の演説なのは わかっている でも、
トランプ大統領 ありがとうございます twitter.com/looznotkkrhy0k…
国連総会にて 米国 トランプ大統領が 横田めぐみさんの拉致問題について言及
マスコミが持ち上げたオバマとは大違い 素直な気持ちで「トランプ大統領 ありがとう」
トランプ大統領、国連総会演説で北朝鮮の日本人拉致を非難「13歳の少女を拉致した」(産経新聞)
トランプさん好きになった!日本の力だけじゃあ拉致問題の進展は厳しい現状、
トランプさんの力を借りてご高齢になられた横田さん夫妻がお元気なうちになんとかめぐみさんに会わせてあげて欲しい!
ちなみに、他国からも徐々にプレッシャーが
国連総会で各国首脳のトップを切って演説したブラジルのテメル大統領も、
核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮を強く非難しました。
スペイン政府は核実験や弾道ミサイルの発射を続ける北朝鮮への対抗措置として、
首都マドリードに駐在する北朝鮮の大使を「好ましからざる人物」として国外退去の処分に
今回の国連演説では、こんなことも指摘していた
トランプ氏は41分間にわたる演説でイランの核問題、ベネズエラの民主主義を巡る問題、
イスラム強硬派などについても言及。キューバ政府も批判した。
世界でテロが頻発しているとして「過激なイスラムのテロを止めなければならない」と強調。
締め付け強化を要請するとともに、先の安保理決議で賛成に回った中国とロシアに対して謝意を表明した。
・国連運営に関してもビジネス的視点のコメントも
国連は「独立国家間の協力」という理念の下に設立されたと指摘し、
加盟国が他国の「主権尊重」を前提に相互連携を進めてこそ、
世界の「平和と繁栄」につながると主張
「米国は予算の22%を分担し、不公平な負担を引き受けている」と不満をにじませながらも、
「問題がすべて解決されるのなら、それに見合った投資になる」との認識を示した。
・気になる北朝鮮の動向は
会場には北朝鮮の国連大使もいたが、演説が始まると退席した。
トランプ氏の発言に対し、北朝鮮の国連代表団は現在のところコメントを発表していない。
李外相は22日に演説を行う予定だが、国際社会が自制を求める中で
改めて核・ミサイル開発の正当性を主張し、強硬姿勢を崩さないものとみられる。
いずれにしても、今後の動きに注目が集まります。
国連のグテレス事務総長は19日、世界193カ国の首脳らが集う国連総会で初の演説を行い、
政治的手腕を駆使し北朝鮮との戦争を回避するよう訴えた。
「核兵器に対する地球規模の不安は冷戦終結後、最も高いレベルにある」との認識を示した。
トランプ氏は国際社会に連携を訴えることで、北朝鮮への制裁の抜け穴をふさぎ、
圧力を増す狙いがある。北朝鮮と取引関係がある中国の企業・関係者らへの制裁も拡大し、影響力行使を迫る考えだ。
【ニューヨーク=黒瀬悦成】トランプ米大統領による初の国連総会での一般討論演説は、
「米国第一」を含む、国連加盟各国の主権を尊重する自国優先主義こそが世界の
「平和と繁栄」の実現に向けた国連の活性化につながると表明した。
背景には、米国が外交・安全保障分野での重要課題と位置づける北朝鮮の核・ミサイル開発問題やシリア情勢、
テロとの戦い、ベネズエラ情勢などについて、いずれも国連を通じた国際連携なしには事態の打開が難しいとの判断がある。
トランプ氏が北朝鮮による横田めぐみさんらの拉致問題に言及し、
北朝鮮の核・ミサイル開発を国際社会全体の問題と位置づけたのも、
各国がそれぞれの安全保障上の利害を共有してこそ事態解決の道が開かれるとみている表れだ。
日本としても、トランプ氏が国連総会の場で日本の拉致問題に言及したことは、
北朝鮮の核問題に隠れて拉致問題が国際社会の中で存在感が低下していく懸念を薄めた点でも大きな意義があった。
トランプ氏が北朝鮮の「完全破壊」に言及した際、議場からはどよめきが起きた。
北朝鮮の国連大使も議場から抗議の退席。こうした場面もトランプ氏の強い姿勢を際立たせた。
トランプ氏は大統領に就任する前の昨年12月、
国連は「集まって話して楽しむクラブに過ぎない」などと批判していた。
トランプ氏による今回の演説は、
国連を軽視するかのような従来の立場と孤立主義を連想させる「米国第一」の主張を、
国連の理念である「主権」「安全」「繁栄」と絶妙に融合させ、
「トランプ時代の国連」という新たな概念を打ち出したといえる。