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真🌸保守速報!「現在のレバノンは、将来の・・・」:三橋貴明

三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付中!株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「落選させるべき自民党議員(前半)」三橋貴明 AJER2020.8.4 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を! 8月25日 20:00~  sayaスペシャルライブ開催決定!

https://in.saya-ohgi.jp/sy200825live_yt

※当日、参加できない場合、アーカイブ視聴が可能です。 稲田朋美衆議院議員に質問 「理念なきバラマキ」って何?

 [三橋TV第272回]

 昨日のメルマガでも取り上げましたが、現在のレバノンや日本を見ていると、「国家」あるいは「国民経済」について、深く、深く考えさせられます。 

ドイツ歴史学派経済学の始祖、フリードリヒ・リストは、生産諸力の理論において「法律」「貨幣」「度量衡」「警察」「司法制度」「輸送手段」などの「制度」が生産性を向上させることを説明しました。 改めて考えてみると、「それはそうでしょう」 となるはずです。 無法地帯、貨幣や度量衡もバラバラ、警察や司法が適当、交通インフラも輸送手段も劣悪な国で、「生産性向上のための投資をしろ」 と言われても、無茶を言うなという話でございますよ。 

アダム・スミスは「国富論」で、ピンの製造を例にとり、工場内における分業、専門特化、教育による生産性向上効果を解説しました。 リストは、より広い範囲、「共同体」における各制度や制度の連携により生産性が向上すると主張し、「生産諸力」と呼んだのです。 わたくしは財やサービスを生産する力を「経済力」と定義しています。経済力は、アダム・スミス的な分業、専門化に始まり、機械化、自動化、さらにはリストの言う生産諸力の「総合」として決まるのです。 

つまりは、無法な共同体で「経済力を強化する」などということは、起こりえないという話です。『反政府デモで700人超負傷 爆発受け官庁占拠―首相「早期総選挙」提案・レバノン

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080900123&g=int

レバノンの首都ベイルートで8日、港湾地区で4日に起きた大規模爆発を受けた反政府デモが行われた。数千人の市民が、爆発は長年の当局の怠慢や汚職体質が原因だと抗議し、政府の退陣や政治刷新を要求。催涙ガスやゴム弾で鎮圧を図った警官隊と衝突した。現地からの報道によれば、700人以上が負傷、警官1人が死亡した。アブデルサムド情報相は9日、一連の混乱の責任を取る形で辞任を表明した。(後略)』 レバノンは、食料ですら八割超が輸入という、供給能力が不足した国で、最終的には財政破綻に追い込まれました(20年3月)。 厳密には、

1.供給能力不足で、貿易赤字が拡大する

2.為替を変動相場制にすると、自国通貨(レバノンポンド)がひたすら下落していくため、政府は1ドル=1507LBPの固定為替相場制を採用

3.レバノン政府は固定為替レート維持のために、「ドル」でLBPを買い戻す必要があったが、貿易赤字国であるため、「LBPでドルを買う」スタイルのドル調達は不可能

4.レバノン政府は為替介入のためにドル続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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