『「日本の借金1200兆円は返済の必要なし」
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「日本をダメにした財務省と経団連の欺瞞(前半)」
三橋貴明 AJER2020.7.7 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。
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[三橋TV第269回]
本日はチャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1651
日本で唯一の「まともなエコノミスト」である会田卓司氏が、財政や国債について「真実」を語っていらっしゃいました。
『「日本の借金1200兆円は返済の必要なし」
ソシエテジェネラル 会田卓司チーフエコノミスト
https://zuuonline.com/archives/70155
「日本には1200兆円ぐらいの負債がある。これをどう返すのかという議論がたびたび出ますが、日本以外に返している国はありません。借金は、返さなければならないというのが日本ならではの考え方なのです」 確かに我々日本人は「日本の国民一人あたり◯◯◯万円の借金を抱えています」と言われると、個人でそれを返済しようと考えてしまい、無理だと考えてしまう。
そして、将来が急に不安になり、国家が破綻してしまうのではないか、とまで思いつめる人も出てきてしまうものだ。「しかし、他国には償還ルール自体が全く存在しません。国債を1回発行して永遠に借り換えている状態です。
むしろ、返している国などどこにもありません。言わば他の国は60年償還ルールではなくて、60世紀償還ルールです。 基本的には金利負担分だけ払っていって、残りは永遠に借り換えしていくというのが普通の経済の状態です」
会田氏の説明を聞いてとても安心したが、日本は実際に返済をバランスシート上で行っているのでは無いのだろうか。「日本の歳出のところに国債費の項目がありますが、この中に債務償還費が入っています。
他の国で債務償還費が入っている国はありません。なぜなら返さないからです。」利払いだけというのが他国のやり方のようだ。(後略)』
マスコミが「国の借金!」「日本の借金!」と煽っているのは、実際には「日本政府の負債」です。日本政府は、金融負債に加え、金融資産、そして莫大な固定資産を保有しています。
念のため、「金融資産が莫大だ。固定資産も莫大だ。だから、安心だ!」 といった話ではありません。企業や家計ではないんですから。
単に、自国通貨建ての日本政府の負債は、政府の子会社に該当する日本銀行が買い取れば、実質的に債務ではなくなる。だから、財政破綻(政府の債務不履行)はあり得ない、というだけの話です。
政府の金融資産や固定資産に言及する人は、「政府はいざというときは、莫大な資産を売り払えばいいので、破綻しない」 という論調を流行らせ、将来的な「民間への公的資産売却」を目論んでいるレントシーカーの可能性が濃厚ですので、ご注意ください。 一応、先日、メルマガで取り続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ