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5.18「三橋貴明氏ブログ」皇統と財政(後編)

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ チャンネルAJER  更新しました。 『言語と民主主義①』三橋貴明 AJER2018.4.24https://youtu.be/7l3zThwiv-k ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。【Front Japan 桜】続・本当のお金の話をしよう / 御代替わりのお金事情[桜H30/5/16] https://youtu.be/-D5ybcfdaYs http://www.nicovideo.jp/watch/so33217318  ドイツの政治学者・社会学者・経済学者であるマックス・ウェーバーは、「支配」には三類型があると主張していたのですが、その一つが「伝統」でした。 マックスウェーバーは、「日常的か、非日常的か」「個人的か、非個人的か」の二つの軸でマトリクスを作り、三つの象限にそれぞれ「カリスマ的支配」「合法的支配」そして「伝統的支配」を置きました。【支配の三類型(マックス・ウェーバー)】 ウェーバーの言う「支配」とは、「ある内容の命令を下した場合、特定の人々の服従が得られる可能性」 と定義されています。 フランス革命期のイギリスの”保守思想家”であるエドマンド・バークは、「理性」「人権」あるいは「科学」といった抽象的概念に基づき、それまでの慣習や秩序を破壊していくフランス国民議会を猛烈に批判しました。 理性とは、物事の道理を考える能力を意味します。問題は、「物事の道理」自体も抽象的で、理性的な判断が「長期的に正しい」とは、必ずしも断言できない点です。 例えば、日本の男系で維持されている皇統。 現代的な価値基準により「理性的」に道理を説いた際に、「現在の価値観から鑑みるに、皇統について男系でこだわるのはナンセンスだ。女系も認めてしまえ」 と、考える人は決して少なくないでしょう。(ちなみに、女性天皇や皇室の女性の子供が天皇になった場合、実際には「女系」ではなく、「男系でも何でもない」天皇になりますが、本稿では便宜的に「女系」と呼びます) とはいえ、この種の「理性的な判断」が長期的に日本国民のためになるか否かは、誰も断言できないのです。ここでいう「長期的」とは、100年、1000年の話です。 現在の我々の判断、ちっぽけな脳みそで考え付いた「道理」に基づく理性的判断が「歴史的に正しい」と断言できる人がいるとするならば、何も考えていない愚者か、もしくは狂人です。 人間は神様ではありませんし、時を超えることもできません。高々1000グラム少々しかない我々の脳の「思い付き」が、歴史的に正解と考えるほうがおかしいのです。 それでは、日本国家に対し、長期的に影響を与えることが確実な問題(皇統問題)について、我々はいかなる根拠に基づいて判断をすればいいのでしょうか。 答えは、バークが「フランス革命の省察」において、しつこいほど繰り返しています。すなわち”伝統”です。  なぜ、伝統が正解かといえば、そもそも長期的に何度も風雨にさらされ、その中で生き残ってきたからこそ「伝統」であるためです。長期的、歴史的に正しくなければ、伝統は途中で途切れ続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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