三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付中!株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。
チャンネルAJER更新しました。『現金給付10万円から解る貨幣の真実』(後編-1)』三橋貴明 AJER2020.6.2 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。
また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!
【一般参加可能な後援会のお知らせ】6月20日 三橋経済塾 第九期 第六回講義 TKP札幌カンファレンスセンター※三密を回避するため、広めの会場で人数を絞った開催となります。お申込はお早めに。
6月16日 オンラインライブ「saya 初夏の配信スぺシャルライブ2020」
sayaさんのライブ告知は、こちら。
(是非とも、チャンネル登録を!)
三橋TV第245回
【嘘つきの財政破綻論者は、とりあえず永遠に黙れよ】
月刊三橋で「疫病と経済」の新コンテンツが始まりますが、
疫病とは「人口」を変動させることで、経済に大きな影響を与えます(それはもう、とてつもなく「大きな影響」を)。
普通の人は、「疫病で人口が減って、需要が小さくなる」 と、理解しがちですが、実は話は逆で、歴史を振り返ると、疫病による「生産人口」の激減により、需要以上のペースで供給能力が減り、「総需要>供給能力」つまりは「インフレ」になっていくのです。
主流派経済学が伝統的にインフレ嫌悪症なのは、歴史的に人類は「疫病による生産力の崩壊と、高インフレ」を何度も経験しているため、というのも理由の一つなのではないでしょうか。
もっとも、経済のインフレ化(モノ不足・サービス不足)、デフレ化(所得減少)は、単純に考えてはなりません。だからと言って、難しいわけでもないのですが。
先日、チャンネル桜の討論番組に出演した際に、山田正彦先生が大規模補正予算に関連して、「インフレにはなりませんかね」 と聞かれたので、「なりませんよ」と答えたのですが、恐らく一般の方は、「貨幣を発行するとインフレになる」「政府が財政赤字を拡大するとインフレになる」 と、単純に理解しているのだと思います。
もちろん、政府の貨幣発行(新規国債発行)や財政赤字の拡大は、経済を「インフレの方向」に向かわせます。
とはいえ、例えば、「栄養失調で死にそうな人に、ピザを一枚与えても、肥満にはならんでしょ」 という話です。
【恐慌期のデフレギャップ拡大と政府の需要創出】
mtdata.jp/data_70.html#kyoko
現在の世界において、多くの国は感染症パンデミックを受け、経済活動を抑制します。もっとも、産業革命前とは異なり、生産力が高いため、経済的な影響は「まずは」供給能力の毀損ではなく、所得消滅による需要急減という形で発現します。
つまりは、恐慌の始まりです。 図の①の通り、人材も工場も設備も残っている。つまりは、供給能力はあるにも関わらず、所得消滅で総需要が一気に減ります(要は、GDP続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
Source: 三橋貴明氏ブログ