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中国の全国人民政治協商会議(政協)の第13期全国委員会第3回会議は5月21日、北京で開幕しました。インターネット上に投稿された映像などによると、同日午後3時に政協会議が始まると、北京市の上空が急に夜のように暗くなり、強風や雷とともに豪雨が降り始めたそうです。一部の地区では雹が降ったとか。中国メディアの報道では、北京市気象当局は強い対流現象のため、21日午後2時以降、市内各地で雹やゲリラ豪雨などが観測されたと発表しました。
22日は全国人民代表会議(全人代)が開幕しましたがこの日、南部の中心都市、広州は大雨で大変な被害に遭っていました。北京時間の午前1時33分の時点で、広東省は37の地域で大雨注意報が発表されました。そのうち、広州市と東莞市の9つの地域で、大雨警報が発表されました。北京時間の午前2時の時点で、気象観測所が、1時間で100ミリの降水量を観測した地域は10カ所ありました。今年の「全人代」は異例続きでした。本来なら三月にいつもやるのに、今年は武漢肺炎の影響で延期され、期間も短縮して一週間となりました。その上、この天変地異。ネット上ではさまざまな意見が飛び交いました。その中で多かったのは「天のお怒りに違いない!」「中国共産党の暴政に対する天誅」というものでした。
対照的だったのは5月20日に台北で行なわれた台湾の蔡英文総統二期目の就任式です。予想されていた台風も来ないで、晴天となりました。本来なら外国から賓客を招き、市民も参加できる暖かい雰囲気の式典ですが今年は武漢肺炎の影響で小規模に執り行われました。蔡英文総統は中国共産党が押し付ける「中台統一」を拒否し、対等な関係での対話を呼びかける演説を行いました。日本のメディアはいつも台湾の民進党政権を「独立志向の強い民進党政権」と呼んでいますが、このこと自体、台湾に対する侮辱です。台湾はどこから見ても独立国であり、自由と民主主義を実現できています。中国の一部であった時期は過去になかったし、これからもないでしょう。
アメリカのポンぺオ国務長官が祝賀の手紙の中で蔡総統を「President of Taiwan」と呼んだことが話題になっています。おそらく初めて「中華民国」ではなく「台湾」が正式に国名として使われたのではないでしょうか? 台湾の憲法では国名は「中華民国」とされていますが、これは台湾がまだ蒋介石の中国国民党に乗っ取られている状態の時に作られた憲法です。いずれ憲法を改正して台湾を正式な国名にすることになるでしょう。国名に「中華」がついていると、台湾を中華人民共和国の一部だと勘違いする人がいる(結構、おおぜいいます)ので、国名から中華を外すことが急がれます。
蔡総統と台湾の人たちに心からお喜びを申し上げます。
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Source: 愛国女性のつどい花時計