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4.8 真🌸保守速報!「父母は習慣の教師なり」 岡眞樹子さん

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 武漢発の肺炎が世界を恐怖に陥れています。しかし、何もかもが悪いことばかりではないと思います。この世界的危機の中で、日本人の死者はまだ百名程度に抑えられています。それでも百名が亡くなっているので、不謹慎だと言われるかも知れませんが、欧米諸国に比べればはるかにマシであることは事実です。なぜ日本で爆発的感染が起きないのか、というのは謎ですが、日本人の清潔さが理由の一つであることは間違いないと思います。

 日本は湿気が多いせいか、日本人はとにかく風呂が好きです。風呂に入らなくても、とりあえず脚だけでも洗うとすっきりしていい気持ちになります。外から帰ってきたら手を洗う、うがいをする、というのは私たち日本人にとっては当たり前のことです。しかし、今回の武漢肺炎騒ぎで、この当たり前の習慣が身についていない国がいかに多いか、ということに驚きました。習慣というのは一朝一夕に身に着くものではないので、これを無意識のうちに行なえる日本人というのはやはり民度が高いのでしょう。

 福澤諭吉は「一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり」という言葉を残しています。習慣を身につけさせるのは父母、親の役割であり、学校の教師に期待できることではありません。子供がまだ幼いうち、せいぜい35歳ぐらいの間に最低限、基本的な生活習慣を身につけさせなければなりません。ご飯の前に私たちが何となく手を合わせて「いただきます」、食事が終わったら「ご馳走様」を言う習慣。これ一つだって親が辛坊強く、何度も繰り返させて初めて身に着くものなのです。

 私の母は専業主婦でした。学校から帰ると母はいつも家にいました。「うがい、手洗い、はい、おやつね」と口癖のように言っていました。学校の近くにパン工場がありました。サンドイッチ用のパンを作る際にパンの耳を切り落としますが、その耳の部分をタダでくれるので、学校の帰り道、工場に寄ってパンの耳をもらうのが楽しみでした。それを持って帰ると母がその場で揚げて砂糖をまぶしてくれたからです。こんがりと揚がったパンの耳の温かさ、美味しさは今でも忘れられません。母の思い出はいつも食べ物と結びついています。

 武漢肺炎が蔓延して飲食店やスーパー、デパートなどが営業時間を短縮しています。サービス業に従事するのは女性が多いので、失職したり収入が減る女性も多いでしょう。しかし、子供と過ごすことのできる時間が増えたのです。これはある意味、絶好のチャンスなのではないでしょうか? 若いお母さんには子供の生活習慣を正したり、普段できないことをやって母親業を楽しんでほしいのです。母親業は母親にしか味わえないことなのですから。

 「働く女性は美しい」というスローガンが至る所で言われ、専業主婦はまるで価値がないように言われて久しいですが、これは女を安い労働力として使いたい経済界の要請によるものだということを女性には気づいてもらいたいです。デフレ下から脱却できない日本経済にとって、女性は使い勝手のいい労働力なのです。しかし、非常時になれば真っ先にクビを切られるのは女性なのです。フルタイムで働きたい女性は働けばいいと思いますが、子供がまだ幼いうちは母親業に徹するのが子供のためではないでしょうか? 母親の代わりは誰にもできないのですから。

 今回のウィルス禍は私たちに生活様式の転換を迫るほどの大きなものだと思います。でも、それを奇貨として、これまで気づかなかったことに気づくことができれば、満更悪いことばかりではないのではないか、と思います。

 

 

 

 

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Source: 愛国女性のつどい花時計

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