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真🌸保守速報!何が「国の富」なのかを思い出そう!:三橋貴明

三橋経済塾第九期の入塾申し込み受付を開始しました。https://members9.mitsuhashi-keizaijuku.jp/株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER『経済学者のインフレ恐怖症がインフレを助長する(前半)』三橋貴明 AJER2020.3.24 令和の政策ピボット呼びかけ人に、高橋あさみ様(私立Z学園高等学校 1年4組 16歳)が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

三橋TV第218回

【中国とウォール街の欲望 なぜWHOはパンデミック宣言を遅らせた?】

 疫病は、歴史を大きく変えます。恐慌もまた、歴史を大きく変えます。 そして、今、人類は疫病と恐慌という二つのリスクに襲われた状況にあります。 ここで、改めて強調しておきたいというか、今後の日本国の運命に関わる「原則」を掲げておきましょう。厳密には、これらを国民や政治家が理解するかどうかで、繁栄なのか、亡国なのかが決まるのです。

【国民経済の五原則】

一.国民経済において、最も重要なのは「需要を満たす供給能力」である。

二.国民経済において、貨幣は使っても消えない。誰かの支出は、誰かの所得である。

三.国民経済において、誰かの金融資産は必ず誰かの金融負債である。

四.国民経済において、誰かの黒字は必ず誰かの赤字である。

五.現代において、国家が発行する貨幣の裏づけは「供給能力」である。  

まあ、原則とはいっても、GDP三面等価と同じで、単なる「事実」の説明なのですが、これを日本国民のほとんどが理解していない。結果が、現在の惨状ですわ。 社会保障について聞かれるたびに、わたくしは繰り返し、「日本の社会保障はカネの問題ではない。カネが問題だというならば、中央政府なり中央銀行なりが発行すれば、それで済んでしまう。

そうではなく、高齢者などが財を買おう、医療サービスを受けようとした際に、供給能力が足りず、提供されなくなることが社会保障の問題なのだ。つまりは、社会保障とは供給能力が総需要に対して大きく不足する、インフレリスクの問題なのだ」 と、十年前くらいから言い続けてきましたが、誰も理解してくれませんでした。というか、賛同の声を聞いたことが一度もないのです。

参考【インフレギャップとデフレギャップ】  とはいえ、もう分かりましたよね。 カネなんざ、政府や中銀の「意思」だけで発行できる(これをやろうとしない日本の政治家は問題ですが)。 それに対し、財やサービスの生産能力、供給能力は、これは長期の投資(公共投資、設備投資、技術投資、人材投資)なしでは蓄積されない。 そして、各種の資本の投入(投資)が足りず(資本蓄積が足りない、と表現します)、供給能力が総需要に対して多い九不足し、恒常的に高インフレにならざるを得ない国が発展途上国です。 それに対し、国民の需要を「国内の供給能力」で満たせれば満たせるほど、経済力が大きい、あるいは「先進国」と表現するのですよ。 

日本国は97年のデフレ化以降、誰もが(政府までもが!)「カネ、カネ、カネ」 となり、肝心かなめの供給能力を毀損することを続けてきた。特に、医療や食料など、人間が生きていく上で必須の生産まで、「んなものは、外国の安い国から勝ってくればいいんだよ」 といったノリで安全保障をぶち壊してきた。 さあ、もう分かったでしょ。カネ、カネ、カネと、非常時に我々を救う余裕までをも「ムダ」とレッテル貼りし、削減してきた結果、どうなった? 『「医療危機的状況宣言」日本医師会が発表 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本医師会は、医療現場が危機的な状況に陥りつつあるとして、「医療危機的状況宣言」を出しました。 

医療現場としては、現在の状況、医療危機的状況宣言としていいのではないか。医療従事者が全力で取り組む中、国民の皆様にも適切な受診、行動をお願いしたい」(日本医師会 横倉義武会長) 

宣言では、「医療従事者が新型コロナウイルスに感染すれば医療現場から離脱せざるを得なくなり、国民に適切な医療を提供できな続きをみる

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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