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真🌸保守速報!台湾の対応がすぐれている理由: 愛国女性のつどい花時計

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 武漢肺炎に対する各国の対応について、いろいろ情報が飛び交っています。最近は台湾に対する評価が高いようです。台湾は2003年にコロナウィルス「サーズ(SARS)」で相当な被害を出しました。その苦い経験が今回、見事に生きたようです。

 蔡英文政権は22日から湖北省に加えて広東省の中国人も入国許可にしました。現在は中国籍の人間はすべて台湾への入国は許可されません。台湾も中国同様、旧正月を祝います。1月末、ウィルスの感染がちょうど拡大する時期にお正月のためマスク工場が稼働していませんでした。あわやマスク不足でパニックか、という時に政府は即座に備蓄してあるマスクを放出する、と発表しました。その後、マスクの買い占めや転売を防ぐために台湾国内で製造されたマスクはすべて政府が買い取ったうえで、「記名制」でマスクを国民に分配してゆきました。この「記名制」がとてもユニークだ、ということで評判になっています。以下は台湾元総統、李登輝氏の元秘書である早川友久氏が雑誌『ウェッジ(Wedge)』に寄稿された文章を引用させていただきます

 

 この「記名制」で活用されたのが健康保険カードである。政府は身分証(外国人の場合は居留証)の末尾によってマスクが購入できる曜日を指定し、購入間隔を7日以上空けなければならないと定めた。薬局には必ず処方箋を処理するための健康保険カード読み取り機が設置されているため、ICチップに購入履歴が残る。一人が代理購入できるのは他の一人分までと決まっており、イカサマがやりにくい、公平性のある制度になっている。また、221日には、感染拡大地域として指定されている日本や韓国などへの渡航歴を健康保険カードに登録すると発表された。仮に体調を崩して診察を受けた際、医師がその場で患者の渡航歴を確認できるようにするものだ。こうした取り組みは「性善説」でなく「性悪説」に立つものだ。患者のなかには、自宅隔離を嫌うなどして虚偽の申告をする場合もあるという。こうした「悪意」を出来うるかぎり排除して、徹底的に防疫しようという台湾政府の真剣さがうかがえる。一方、日本政府は中国から日本に入国する旅客に、(感染発生源とされる)湖北省への滞在の有無を自己申告させているという。国家の非常事態に、あまりにもお人よし過ぎるのではないか。

早川氏が語っているこの「健康保険カード」とは、李登輝氏が総統時代の1995年に定めた「全民健康保険制度」(日本でいう国民健康保険制度)に伴って導入されたものだそうです。「健康保険カード」にはICチップが内蔵されています。いつ、どこの病院で診療を受けたのか、処方箋のデータや薬物アレルギーがあるかどうか、予防接種の記録、女性の場合は妊娠や出産のデータなどがICチップに収められているそうです。実に合理的でよく考えられています。

 台湾へ行った人はみな気づくと思いますが、台湾では公衆トイレの脇に必ず手を洗う洗面台があります。地方の観光地にあるトイレも清潔だし、トイレの使用料を払う必要もありません。公衆衛生の意識がもともと高いのですが、それは台湾を日本が統治していた時代に日本が根付かせた文化であるということは、私たち日本人が誇りを持っていい出来事だと思います。

1895年日清戦争に勝って日本は台湾を割譲されました。台湾は清の領土ではありましたが、清は台湾の面倒を見ることなく放置していました。清朝時代の台湾では医者はごく僅かで、病気にかかればお金のある人は漢方医にかかり、庶民はただ祈るだけでした。平均寿命は30歳程度だったそうです。南国特有の風土病(マラリア、コレラ、ペスト、チフス)が常に流行していました。台湾を接収した日本軍は圧倒的な武力を持っていましたが風土病にやられ、多くの将兵が病に倒れました。

台湾第四代総督、児玉源太郎の時代に民政長官になった後藤新平はドイツに留学経験のある医師でした。関東大震災のあとの復興を成し遂げた東京市長としても有名な人です。後藤新平は台湾の産業を育成すると同時に台湾の衛生環境と医療の改善に取り組みました。当時、まだ東京にもなかった上水道、下水道を設置し、突然、スコールに襲われる台湾の街にアーケードを作りました。日本本土から百名あまりの医師を招聘して山村にまで公医を派遣しました。阿片を吸う悪習を徐々に排し、阿片専売制度で得た収益を台湾衛生事業の経費に充てたそうです。

 日本統治時代に教育を受けた李登輝氏が総統となって台湾の民主化に成功し、その薫陶を受けた蔡英文総統は今回の見事なウィルス対応策で支持率アップに成功しました。この次は台湾のWHO(世界保健機関)への正式加盟を実現するべきだと思います。今のWHOはチャイナマネーに支配され、中国寄りの間違った情報を世界に拡散させています。

日本はWHOの改革に主導的な役割を果たすべきです。

 


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Source: 愛国女性のつどい花時計

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