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4.19 麻生氏“放言”で火に油…財務省『傲慢体質』に批判 元大蔵官僚・高橋洋一氏「あきれた。徴税権剥奪すべき」

財務省の「傲慢体質」が際立っている。福田淳一事務次官(58)のセクハラ発言疑惑をめぐり、報道各社の女性記者に調査協力を要請したことが、「脅迫」「威圧」「恫喝(どうかつ)」「驕り」などと、激しい批判を巻き起こしているのだ。学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の改竄(かいざん)など、自爆ともいえる不祥事の連鎖は、「最強官庁」への国民の信頼を失墜させ、安倍晋三政権の基盤を脅かしている。襟を正すため、「予算と徴税」という強大な権限を分離する、「財務省解体論」が現実味を増している。

自民党
 「現時点で、週刊誌(週刊新潮)に報じられているセクハラのやりとりをしたと認定するまでに至っていない。(女性記者)本人が申し出てこなければ、どうしようもない」

 麻生太郎副総理兼財務相は17日の記者会見でこう語り、疑惑調査への協力を求めた。政界屈指の資産家ゆえか、一般国民の感覚から完全にズレている。その部下の財務官僚も、国家公務員採用試験の成績はトップレベルだろうが、自身が置かれた立場が分かっていないようだ。

 会見では、財務省の顧問弁護士に、事務方トップのセクハラ疑惑の調査を委託することの妥当性や、客観性をめぐって質問が相次いだ。

 麻生氏は「全然付き合いのない弁護士にお願いできますかね? 常識的な話をしようや」「どうすればいいのか。公募するわけか? 具体的なことを言えよ!」などと、口を曲げて露骨にいらだちをみせた。 「火に油を注ぐ」とは、まさにこういう状況を指す。

 日本維新の会前代表の橋下徹前大阪市長は、自身のツイッターで、こうつぶやいた。

 《もう財務省もボロボロになってきたね。優秀だと言われている大の大人が頭を突き合わせて、あのような調査方法を考え出すとは。財務省の代理人と「疑われる」弁護士であれば第三者とは言えない》

 安倍首相率いる官邸は「福田氏の辞任は避けられない」と判断している。閣僚や与党も、暴走気味の麻生氏や財務省に困惑している。

 野田聖子女性活躍担当相は「被害者の立場に立てば高いハードルだ。セクハラ被害者は家族にも相談できないのが現実だ」と指摘した。

 公明党の山口那津男代表も記者会見で「財務省は誠実に説明責任を尽くしてもらいたい」と注文を付けた。

 野党は、敵失といえる相次ぐ官僚不祥事に攻勢を強めている。

 野党6党は、恒例となった合同ヒアリングを開き、財務省担当者に対し、「被害者にプレッシャーをかける調査が間違っている」「組織防衛しか考えていない」などと集中砲火を浴びせた。

 立憲民主党の枝野幸男代表も「まさに2次被害を生じさせることを、財務省が公然と世の中に言っている」と猛批判した。

 至極もっともだ。ならば、野党に複数存在する不倫議員やセクハラ議員も、率先して議員辞職などでケジメを付けるべきだ。自分たちに都合のいい、ダブルスタンダードは許されない。

 財務省の「最強官庁」「官庁の中の官庁」という威信と信頼は地に落ちた。朝日新聞が3月2日、決裁文書改竄をスクープしてから、「責任回避」「反逆」「居直り」としか取れない、お粗末な対応を露呈した。そして、トップとされる財務次官のセクハラ疑惑まで直撃した。

 深い闇を感じる財務省の「腐敗体質」をどうみるか。

 元大蔵官僚の高橋洋一嘉悦大教授は「ひたすら、あきれている。消費税や財政破綻に関してウソをつくのが常態化し、改竄や口裏合わせは、想定内となってしまったのか…。やりたい放題なのは、予算と徴税という『アメとムチ』の強権を握らせているからだ。財務省は解体し、ムチである徴税権を剥奪すべきだ」と指摘する。

 財務省を傲慢にさせている強大な権限を削ぐために、徴税権を持つ国税庁を分離して、税金と社会保険料の徴収を一括して行う「歳入庁」を創設する案が浮上している。

 「官邸vs麻生氏・財務省」という構図も指摘される。今後どう対処すべきか。

 評論家の屋山太郎氏は「麻生氏は、親分肌が過ぎる。女性記者が名乗り出るくらいなら、週刊新潮の取材に答えるはずがない。調査への協力要請は『口封じのための恫喝』だ。福田氏はタチが悪い。疑惑を招く言動で、信頼を失墜させたとして、早期に更迭すべきだ。襟を正すべき政府の人間から薄汚い醜聞が出てきて、国民として恥ずかしい。セクハラに対する世間の反応は厳しくなっており、政権が対応を誤れば、致命傷になりかねない」と話している。

ネットの反応

安積明子 | 1時間前
政治ジャーナリスト
オーサー報告
週刊新潮が出した音声を聞きましたが、それが会話の一部であろうとも、セクハラはセクハラです。しかも女性は嫌がっている様子。なぜ「全体ではセクハラではない」といえるのかがわかりません。

ご本人がセクハラの意味を理解していないということなのでしょうか。しかし財務省はその意味を理解しているため、次官として仕事ができなくなった...もっと見る

裁判でけりをつけましょうか。
相手は一個人ではなく、テレビ朝日になりましたけど。

まあ相手の女性の会話も音声変えるなりして全編出すべきだとは思う。裁判すればはっきりするでしょう。

これを機にセクハラの曖昧な解釈にメスを入れて欲しい。
今は女が嫌と感じたら何でもセクハラで男の意見は通らない風潮。
そもそも記者と事務次官は同じ会社ではなく、あくまで他人同士であって、担当変えることはどちらの不利益にもならない。
報告を受けて、対応を怠っていたテレ朝側の責任も併せて問うべき。

この次官のこの感覚だからハニートラップで一丁あがりという話。ただ美人局みたいな取材方法があたりまえになっているのは大問題。昨日のテレ朝の会見でもセクハラ?行為以降の説明ばかりで、夜に1:1で男女が会う取材方法そのものについての言及はない。そもそも問題視さえしていないのでは?

ずっと記憶にないと言っていたのに、突然全部のやり取り思い出せたのでしょうか?

テレ朝は、もちろん音声データを編集ナシで全部出すんでしょうね。ひょっとして、テレビ朝日も隠蔽体質ですか?

裁判をするなら財務省のお金ではなく、当然自分で費用を出すのでしょうね。

昨日までの全否定、記憶にないってのはどうなった?

>全体を見ればそうではない
一日で全体像が語れるほど記憶が戻ってるのな。

日本の財政運営に深く関わる責任重大なポストの人。自覚が無さすぎ。世界の一流企業の役員の立ち振舞いを見習ってほしい。

ステマ報道で政権への打撃を狙ったテレ朝、取材手法が批判されて自ら公表せざるを得なくなった意味では負け戦。
今どき、こんな役人がいることにも驚きです。学校の成績が優秀でも、子供のまま大人になったアダルト・チルドレンの化け物です。

相手は飲み屋のネーちゃんじゃない事は確定したな。

だったら辞めるべきじゃなかったよ。

おっぱい触っていい?がセクハラじゃない流れの会話ってなに?

割と特徴のある声だと思う。会話内容からセクハラ初心者とは思えない。
倫理感が欠如しており、公文書改竄、国有地払い下げ問題解明を安心して任せられない。

セクハラというか品性の問題。

これは財務省の見解が楽しみだ。
全体を見たら部分はどうでもいいってか。
麻生さんはアウトって言ってだけど
官僚様はセーフかい?

女性記者が1年半も貼り付いていたのであれば、記者が嫌がっているという認識を福田が持たず言動がエスカレートしていったという側面もあったと思う。
問題は、情報を取ってこさせたい一心で、もしかしたら意図的にエロオヤジに女性記者を張り付かせ、記者からの苦痛の訴えを長期にわたって放置してきたテレ朝にあると思う。

福田のオッさんもエロトーク何度も繰り広げても、同じ女性が一人で取材に来るから、自分のエロトークがセクハラだって認識が無かった可能性があるよね。だから頑固に認めなかったし、辞任しても新潮を名誉毀損で訴えるって言っているよね。

今回の件はテレ朝の取材ネタ欲しさにセクハラ報告を無視したパワハラにも問題があったので、被害女性はテレ朝に損害賠償請求した方がいい。

後は司法の判断ですね。
マスコミの論理も官僚の理屈も証拠が全ての司法では関係ないと思いたい。

終わったなぁ

全体を見ればセクハラではない?
部分的にはセクハラを認めてるの?
昨日の記者会見では会ったことも場所も分からないと言ってたけど、分かってるじゃないか。

全体で見ればセクハラじゃない?

ええ?

全体で見たらセクハラではない

なにこれどういう意味?

あれがセクハラじゃないとしたらセクハラって一体何ですか?同じ男として情けないです。

福田事務次官か確定したわけではないのだけど、ひどいエロトークだったのは確か。
テレ朝の夜中の会見も下心ありありだし、コンプライアンスについて偉そうに言える会社か?と思ってしまう。

もちろん福田次官が軽率な行為でセクハラと訴えられるのも当然だが、この女性記者やテレ朝も、一度こういう嫌な思いして会社側もわかっていたなら、なぜ二人きりでの会食に行くのか、なぜ会社が二人で会食することに反対もしくは誰かを一緒について行かせる方法をとらなかったのが疑問だ!
同じ女性だが一度そういうことを言っていたら、またあるだろなってことはわかるはず! ましてお酒の席だとなおさらだ!

でも、一番反省するのはもちろん福田次官だが

まだまだセクハラの被害者は出てきそう。インタビューで最近はセクハラ発言と見られるって言ってましたが昔なら大丈夫だったって事?そんな発言を聞いていると前から日常化してたのじゃないですかね。感覚も麻痺してしまっていたのかな。

言われた本人がどう思うかなんじゃないの?好意を持っていればセクハラと思わないかもしれないけど、そうじゃなかったらセクハラそのもの。偉いからと何でもまかり通ると思ったら大間違い。
そんなのこの事案だけじゃなくて今までに沢山あったんだろうな。

あの音声は自分の声であり自分の発言であることは認めているということですね。はじめは、自分の声だと思わないし発言の記憶がないと言っていたけど、だんだん変わってきますね。財務省の法務担当もひやひやでしょう。

セクハラに該当するかどうか決めるのはあなたじゃないと思うが

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