株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER『安倍内閣は「最悪の政府 三冠王」(前半)』三橋貴明 AJER2019.12.17 令和の政策ピボットの賛同者数が2万人を突破いたしました。
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三橋TV第176回
【アベショックが始まった(後編)一人当たり年間15万円の消費税】
https://youtu.be/RTvKPvw1GuA
10月1日の消費税増税による経済失速が止まりません。 日本百貨店協会が20日に公表した11月の全国百貨店売上高は、対前年比▲6%。10月の▲17.5%に続き、二か月連続のマイナス。 特に、化粧品や衣料品など、軽減税率の対象外の商品の下落が目立っています。
11月の消費者物価指数が発表になりました。 『11月の全国消費者物価、0.5%上昇 35カ月連続上昇 総務省が20日発表した11月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は生鮮食品を除く総合が102.2と、前年同月比0.5%上昇した。上昇は35カ月連続。QUICKがまとめた市場予想の中央値は0.5%上昇だった。10月は0.4%上昇した。 生鮮食品とエネルギーを除く総合のCPIは102.1と、0.8%上昇した。生鮮食品を含む総合は0.5%上昇した。』
というわけで、最も固い消費者物価指数であるコアコアCPI(食料(酒類除く)エネルギーを除く総合消費者物価指数)と、実質賃金計算の際に使用する「持ち家の帰属家賃を除く総合」でインフレ率をグラフ化しました。
【日本のインフレ率の推移(対前年比%)】
http://mtdata.jp/data_67.html#CPINov19
持ち家の帰属家賃を除く総合が08年にプラス化していますが、これはもちろん資源バブルの影響です。エネルギーを除くコアコアCPIがまともにプラス化したのは、21世紀に入って以降、何と2014年の消費税増税期しかありません。 ところが、19年10月の消費税増税後は、14年時のように物価が上がっていません。 コアコアCPIの対前年比は+0.5%でしたが、14年時は2%超の上昇を見せていたのです。 なぜ、19年10月の増税のインフレ率上昇は「甘い」のか。 中身を見てみると、やはり教育(▲7.8%)、授業料等(▲12.4%)、教育関係費(▲5.7%)
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Source: 三橋貴明氏ブログ