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MMT議論から見えてくる人間性と誠実さSource: 三橋貴明氏ブログ

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チャンネルAJER『歴史という国民のメモリーを守り伝えるー前編(1)』

三橋貴明 AJER2019.11.26 12月21日(土)

シンポジウム「令和の政策ピボットは実現可能なのか?」が開催されます。

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三橋TV第169回【必見!誰が日本に水田稲作を伝えたのか?】

https://youtu.be/IBWfe1M5rrQ  

MMTの議論を見ていると、本当に面白いなあ、と思うのは、人間性というか「誠実さ」が出る。 例えば、これ。 『世界的エンジニアが苦言。日本を叩き潰すMMT理論のバラマキ政策』  内容は、MMTについて理解していない以前に、「(日本ではなく)MMTを叩き潰す」ためのストローマン・プロパガンダを並べ立てただけなので、まあ、論評に値しないのですが、「(MMTは)なんちゃって経済理論」「(MMTに基づく政策は)バラマキ政策」「(MMTは)米国も(日本と)同じようなバラマキ政策をしよう! 

と考えた結果、作り出したなんちゃって経済理論」 など、もう言論云々以前に、人間としてどうなの? と、疑問に感じてしまうような陳腐で恥ずかしいレトリック、ストローマンによる印象操作の嵐でございます。

そもそも、MMTは単なる「現在の貨幣のロジック」であり、政策ではありません。しかも、MMTは、クナップの表見主義、ケインズの有効需要の原理、ラーナーの機能的財政論、ミンスキーの「ミンスキー・モーメント」など、知の巨人たちの後継として、二十年以上前にランダル・レイ、ウォーレン・モズラー、ビル・ミッチェルらが集まることで始まったもので、「日本と同じようなバラマキ政策」のために作り出されたわけではありません。 よくもまあ、ここまで平気で嘘をつけるものです。 

そもそも、MMTについての解説でありながら、この中島聡なる人物は、1.スペンディング・ファースト2.市中銀行信用創造(万年筆マネーあるいはキーストロークマネー)3.政府・民間の貨幣流通に関する恒等式  といった、MMTの基本理論を全く理解していないのが、文章から丸わかりです。

おそらく、MMTについて歪められたレトリックを「また聞き」し、適当にそれっぽい批判フレーズを並べただけなのでしょう。あまりにもレベルが低すぎるので。 【「日本の未来を考える勉強会」ーMMTポリティクス〜現代貨幣理論と日本経済〜】  今年五月に「日本の未来を考える勉強会」で講演した際の動画(超人大陸)の視聴が、間もなく四十万に達しようとしています。 わたくしは、未だに上記の動画の内容について、まともな反論を受けたことがありません。間違っているなら、間違っていると指摘していいんですよ。 でも、わたくしのセリフやチャートを捻じ曲げ、ストローマンをでっちあげて批判するのはやめてね。しても、無視するけど。

【歴史音声コンテンツ 経世史論】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

 

※11月5日から上島嘉郎先生と三橋貴明の対談「自虐史観はなぜ始まり、深刻化したのか」がご視聴頂けます。  ところで、MMTといえば、自民党がMMT勉強会を開きました。 『自民党が「MMT勉強会」、出席者から賛否両論 自民党金融調査会(小倉将信事務局長)は3日、大胆な財政出動を提唱する現代貨幣理論(MMT)の勉強会を開催した。野口旭専修大教授が同理論の歴史的概要と問題点について講演し、出席者から賛否両論の意見が出た。同理論は米国でも大統領選の争点となっており、日本でも今後、与野党の垣根を越えて議論の遡上に上る可能性はありそうだ。

勉強会は大胆な金融政策を提唱するリフレ派で知られる山本幸三議員が、MMTには反対の立場ながら、勉強は必要との判断から企画。会合は議員・議員秘書合わせ20人程度が出席した。 野口教授は、自国建て通貨を発行している国では、国債を中央銀行が買い入れることにより急激な物価上昇が起きない限り財政出動が可能とするMMT理論の歴史的経緯と概要を説明。主流派経済学と大きく立場が違う論点として、

1)有効な経済政策は財政のみで金融政策を無効とみなす点、

2)利子率は中銀が外生的に決定可能との前提、

3)債務残高は単なる帳簿上の記録であり、気にする必要はないとの見解──などを紹介した。

勉強会は報道陣に非公開だったが、出席者によると、西田昌司議員は、日銀の金融緩和の効果に限界があり、続きをみる

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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