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「続 緊縮の王国」Source: 三橋貴明氏ブログ

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チャンネルAJER『歴史という国民のメモリーを守り伝えるー前編(1)』

三橋貴明 AJER2019.11.26

12月21日(土)

シンポジウム「令和の政策ピボットは実現可能なのか?」が開催されます。

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。

皆様、是非とも、メルマガ登録を!

一般参加可能な講演会のお知らせ。

年末特別講演会「京都大学大学院教授、元安倍内閣・内閣官房参与 藤井聡様」

2019年12月4日(水) 18:45~ 東京都新宿区

【MMT (現代貨幣理論)を学び、日本経済を展望する】

三橋TV第168回【民主制に国民国家は必須で、民主制と皇統は矛盾しない!】  

昨日の続きですが、「消費税は社会保障の安定化のために使われます!」 

といった綺麗ごとで「消費に対する罰金」が強化され、国民が貧困化し、

その上で、社会保障の負担を増やされるのが我が国です。

『75歳以上 医療費2割検討 政府、22年から負担増へ

制度改革で焦点となっている七十五歳以上の後期高齢者の窓口負担を巡り、

政府は二十七日、現在の原則一割から二割に引き上げる方向で本格的な検討に入った。

七十五歳以上の医療費は伸び続ける一方、費用の四割を現役世代が払う保険料で賄っており、世代間の公平性を確保するのが狙い。負担増には高齢者の反発が予想され、与党との調整は難航する可能性がある。 

政府関係者は二割への引き上げについて「その方向で進んでいる」と語った。

安倍晋三首相は二十七日、官邸で加藤勝信厚生労働相と会い、医療を含めた社会保障制度改革について協議した。 

高齢者の自己負担は現在、現役並みに所得の高い一部の人を除いて七十~七十四歳は原則二割、七十五歳以上は原則一割となっている。

七十五歳以上の医療費は約十六兆円に上り、このうちの四割は現役世代が支払う健康保険料からの支援金が占める。団塊世代が二〇二二年から七十五歳以上になり始め医療費の一層の膨張が見込まれるため、政府は七十五歳以上の人の負担を二二年から原則二割に引き上げたい考えだ。(後略)』  

ちなみに、「全世代型社会保障」とは、「全世代の国民の社会保障を充実させよう」 ではなく、「社会保障を建前に、前世代から容赦なく所得や資産を奪おう」 という意味になりますので、ご注意ください。 

また、例えば高齢者の医療費を引き上げる際に、推進派は、「高齢者はたくさん医療サービスを受けるにも関わらず、ろくに負担をしていない。

現役世代の皆さん、これが許せますか!」 というルサンチマン・プロパガンダを展開してくる可能性があるので、注意してください。 公務員を非正規雇用、派遣職員化し、パソナが儲けたいときは、国民の公務員に対するルサンチマンを煽る。 

正規雇用の処遇を引き下げ、非正規雇用と「同一労働同一賃金」にするためには、非正規雇用の正規雇用に対するルサンチマンを煽る。

 農協を解体し、新規ビジネス(というか、既存ビジネスの奪取)にしたいときには、国民の農家、農協に対するルサンチマンを煽る。 

公務員の転職をパソナが「ビジネス」にしたいならば、官僚の「再就職」を批判し、やはり国民の退職官僚に対するルサンチマンを煽る。 

公共事業を削減したいならば、土木・建設業に対する国民のルサンチマンを煽る。 診療報酬を引き下げたいならば、国民の医師会や医療関係者に対するルサンチマンを煽る。 緊縮財政と構造改革のために、国民を分断し、互いに争続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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