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三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」天皇陛下が台湾至近の与那国島・西崎へ

与那国島行幸が三月二十八日に行われたが、これには国外でも話題になったようだ。それは同島からわずか百十キロの地点にある台湾においてである。

共同通信の中国語ニュースが同月五日、「日本天皇ご夫妻が初めて台湾望む与那国訪問へ」との見出しで記事を配信したことが大きいだろう。 天皇陛下には「(台湾が)気に掛けていた場所だろう。与那国島からご覧になれれば」との御学友の証言や、「(台湾を)一目見ることができれば喜ばれることだろう」との宮内庁幹部の談話を紹介したことから、同国のメディアも競ってこれらを報道したため、多くの人々がそうなるよう期待していた模様である。

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そしてそれは決して不思議なことではない。日本で皇室報道があれば、その情報が直ちに駆け巡るほどの親日国が台湾だからだ。

「日本統治時代に生まれた世代には与那国島に思いを馳せている人がいる」と、現地在住の日本人の友人に聞かされた。また戦後生まれの大勢の人々も、非常に好意的に関心を寄せていることは、ネットでの書き込みを見れば充分に想像できる。

それでは、そうしたことは実現したのか。メディア各社は行幸のご行程を詳報するなか、多くは日本最西端の碑がある岬で、台湾を望み得る西崎にお立ち寄りになられたことに触れ、その時の模様を次のように伝えている。

―――天候条件が良ければ、約110キロ先の台湾を望むことができるが、この日はもやがかかって確認できず、両陛下は水平線をしばらく見つめていた。(共同)

―――案内した外間守吉・与那国町長が年に数回は台湾が見えることを説明。この日は見えなかったが、両陛下は台湾がある方向を眺めた。(朝日)

―――与那国町長から、天候によっては100キロ余り先にある台湾も望めると説明を受けると、岬の先にある海を眺められていました。(NHK)

―――天皇陛下は岬に立つと、「ここが西端になるのね」と感慨深げに話された。与那国町の外間守吉町長から、台湾は110キロ先で年に5、6回は見ることができるという説明を聞き、「近い」と感想を述べられた。(読売)

―――約110キロ西には台湾があり、外間守吉町長が「もう少し太陽が沈むと年に5、6回は見られます」と説明すると、皇后さまは「どちらに」と関心を示された。(産経)

以上の報道を総合するに、この日は台湾の島影は見えなかったものの、両陛下が台湾にご関心を示されたことは確かであると拝察されるのである。

かくて台湾でも、「海を隔てて百十キロ先の台湾を眺望」(自由時報、中国時報)、「遠望するも台湾は見えず」(中央社)といった見出しで、上記の日本の記事が転載された。台湾をご覧いただくことを楽しみにしていた台湾の人々は、それをどのように受け止めたのだろうか。

ところで、実は西崎に行幸あそばされたころ、その百十キロ先に位置する台湾の宜蘭県蘇澳では、同国在住の二人の日本人が高い建物の屋上から、与那国島の方向を遥拝していた。

中央社によれば、「長年台湾に在住する台湾石川県人会代表の徳光重人氏と友人の吉田直嗣氏は昨日、早朝台北を発って蘇澳へ向かった。天皇ご夫妻が午後、与那国島の西崎を訪問し、台湾の方向を遠望されるのを知ったからだ。現地の人から『晴れた日は与那国が見える』と聞かされた地点に立ち、近距離から敬意を表そうとした」のだそうだ。

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中央社の取材に対して徳光氏は、「残念ながら、望遠鏡を使っても与那国島は見えなかった。しかし天皇皇后両陛下の御心は感じ取ることができた。両陛下も御心では台湾をはっきりとご覧になっていたのではないか」と語っている。

徳光氏と言えば、あの国で日台交流活動を推進することで知られる人物だが、これもまた、日本と台湾とが本当に「近距離」であるのを教える感動的なエピソードである。

【過去の関連記事】
皇室と台湾―与那国行幸は日台友情史に必ず刻まれる 18/03/07
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-3282.html

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協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
Source: 台湾は日本の生命線!

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