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大進展!中国は警戒!東京五輪「台湾正名」運動

■台湾正名に関する国民投票案が受理された

「チャイニーズタイペイではなく台湾の名での五輪参加の実現を」。そう訴えて日台で進む二〇二〇東京五輪台湾正名運動だが、このほど台湾で大進展が。

東奥(東京五輪)正名行動聯盟が発議した「台湾の名での国際スポーツ大会や二〇二〇東京五輪への参加申請」の可否」を問う公民(国民)投票案が三月二十三日、中央選挙委員会で受理されたのだ。

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これにより同聯盟は今後、公民投票法に基づいて、前回の総統選挙時の有権者数の一・五%に当たる二十八万千七百四十五人の署名を集めて立案を行い、十一月二十四日に予定される統一地方選挙と同時に投票を実施させる方針。九月中に三十万人の署名を集めるという。

もしこの投票が実施され、賛成票が有効投票数の四分の一を超え、かつ反対票を上回れば可決となる。そして総統あるいは関係当局は、投票案の内容の実現のため、必要な措置を取らなければならなくなる。

■正名投票の可決を何が何でも阻止したい中国

「チャイニーズタイペイ」の名称が台湾に押し付けられることに関し、民進党政権はこれまで、「不満だが受け入れざるを得ない」(林徳福・体育署長)と説明し、五輪での台湾正名には消極的だ。

なぜなら、正名に乗り出せば、台湾侵略の野望からIOCに圧力をかけ、「チャイニーズタイペイ」の名を台湾に強要させつづける中国の意に反することとなるからだ。

「チャイナ」の名を捨てれば、あの国から「台湾独立の動きだ」と大騒ぎされ、緊張が高まるのは必定である。同政権はそうした状況を警戒しているのである。

そのような因循姑息な姿勢では、中国の統一(台湾併呑)攻勢を励ますばかりだろう。そこで台湾正名の公民投票案が可決されれば、この弱腰政府の尻を叩くものとなるのである。

そしてその結果、台湾政府が五輪での台湾正名を訴えたなら、それではじめて国際社会は、「チャイニーズタイペイ」名の強要の不当性を理解することとなる。

したがって中国は、これを何が何でも阻止したいところなのである。

■在台中国人勢力は中国に呼応

中国はもちろん今の段階では、陳水扁政権時代の公民投票政策に見せたような、世界を震撼させたほどの過剰な反撥は、まだまだ見せてはいないが、しかし東京五輪台湾正名運動が日本で始まった当時から、官製メディアを通じた誹謗、嘲笑の宣伝工作は、確実に進めている。

そして東奥正名行動聯盟が一月、公民投票案を立案すると発表した際には、人民日報や環球時報をはじめとする御用メディアが、中国を挑発するものだとする批判の論説を掲載。

二月に立案が行われ、それに対し中央選挙委員会が公聴会を開いた際には、今度は台湾の親中メディアである旺報や中国時報が、中国との衝突の恐れありなどと、あの国と歩調を合わせて騒いだ。

いわく、「国際社会で認可されているチャイニーズタイペイを台湾に改称して五輪参加申請を行えば、統一か独立かを巡る論争が起こり、両岸(台湾と中国)衝突に発展しかねず、「一つの中国」原則に反する恐れがあり、中華民国憲法にも附合しない、と多くの学者は考えている」と。

「一つの中国」を掲げるあたりが、如何にも媚中勢力らしい。これは国民党などの在台中国人勢力で、もともと「台湾」より「チャイナ」を好んでいる。

ちなみに公聴会が行われたのは三月十四日。そこでこの投票案に関して問題視されたのは、公民投票法上の適用条件である「重大政策の創設」に該当するものか否か、そして単なる諮問性投票(世論調査)ではないのかという点だった。

■「日本人が応援しているのを機に正名を」

かくして、投票潰しのため開いた、言いがかりの公聴会ではないかとの疑いが広く持たれた。

そこで発議側の代表であるメキシコ五輪の銅メダリストの紀政氏は席上、次のように論じ、投票の合法性を訴えた。

「台湾の名での国際スポーツ大会への参加は重大な政策」

「五輪憲章には、『国内五輪委員会の名称はその領域の範囲で、その国の伝統を反映したものでなければならない』とある。したがってこの投票は諮問性のものではない」

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「私は一九六〇年、六四年、六八年と三回五輪に参加しているが、当時は『台湾』の名での参加だった。その後、『チャイニーズタイペイ』に変わったが、これは選手達には屈辱」

「日本の人々が『台湾』の名で参加できるよう署名活動を行っている。台湾はこれを機会に正名を行うべきだ」

そして、こうした弁論の結果、投票案は受理されたのだった。

■台湾国内の媚中勢力を煽る中国の宣伝工作

そしてこの受理に対し、中国側が反応を見せたのが三月二十六日だ。

国務院台湾事務弁公室の報道官はこの日の定例会見で次のように述べた。あの国としては、今までよりも苛立たしげだ。

「この件が台湾ですでに広範な憂慮、警戒を引き起こしていることに注意している。台湾のごく少数の人達が、謂正名公民投票なるものを弄び、台湾社会を引き裂き、同胞の利益に損害を与え、両岸関係に挑発を加えるなど、酔翁の意は酒に在らず(真の目的は別にある)だ」

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「公民投票、正名の方式を通じたいかなる台湾独立による分裂の政治的謀略もとても危険であるともに、思いのままにはならないものである」

台湾国内の親中、媚中勢力に批判、ボイコットキャンペーンを展開させ、投票を無効、もしくは否決に追い込もうという魂胆だろう。

いよいよ東京五輪台湾正名運動への反対のため、中国が姿を現し出したようだ。

敵が現れてこそ、この運動は広く注目され、その意義も高まることになる。

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台湾は台湾!Chinese Taipeiではない!
2020東京五輪(奧運)「台湾正名」推進協議会に参加を!
 

協議会HP http://2020taiwan-seimei.tokyo/index.html
署名(連署)用紙 http://www.ganbare-nippon.net/PDF/2020taiwanshomei
連署漢語説明 http://2020taiwan-seimei.tokyo/petition_tw.html
Source: 台湾は日本の生命線!

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