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中国批判を封じるフェイスブックに台湾人が対抗

一九四七年に台湾で発生した二二八虐殺事件の記念日である二月二十八日、その事件の元凶たる中国人独裁者、蒋介石の棺に対し、台湾大学などの学生が赤ペンキを掛ける事件が発生。この移行期正義(国民党独裁時代での人権侵害の責任追及など)の行動を受け、台湾大学学生代表大会は「確かに集団は過激だが、しかしこれによって中華民国政府が莫大な経費で独裁時代の統治者のイメージと遺骸を維持し続ける不当性を明確に示すことに成功した。彼らの思考、行動能力は尊敬に値する」との支持声明を発表。そしてそれをフェイスブックページに掲載した。

ところがそのページは、突然フェイスブック側から「非公開」に設定され、管理人も閲覧できなくなった。その間「フェイスブック規約違反」の有無が調べられた模様。しかし違反があるはずがない。やがて「公開」に戻されたが、しかし声明文は削除されていた。この声明を快く思わない者(国民党員か)の通報を受けて行われた、一種の言論弾圧である。

実は台湾ではその一方で、フェイスブック上で中国や中国人を批判すると、しばしば書き込みが削除され、あるいはアカウントの一時停止や削除を食らうという状況があり、それが問題になっている。つまり中共批判は許されず、国民党=中国人批判の言論も認められないというわけだから、これは由々しき事態である。

そこで台湾で最高視聴率を誇る政治討論番組「政経看民視」は三月八日、この問題を取り上げた。

それによると、ある人が実験としてフェイスブックで、「#支那賎畜」「#習の奴は大馬鹿者」「#FBはゴミ箱」と書きこんだところ、「規則違反のヘイトスピーチ」であるとの理由で数分後に削除されたのに対し、「#台湾賎畜」「#蔡英文は糞を食え」「#FBはゴミ箱」と書いたところ、それは消されることはなかったという。

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要するに中国指導者批判は許されないが、台湾総統批判はご自由にという訳だ。そこで浮上する疑惑が、中国市場参入を狙うフェイスブックが中国批判を認めたがらないのではないかということ。そしてもう一つは、現在台湾と香港のフェイスブックのパブリックポリシーの責任者は上海の中国人であり、そのため中国式の言論統制が行われているのではないかということだ。

かくて番組の司者である彭文正氏は、視聴者にこう呼び掛けた。

「Shame on China Shame on Facebook」(中国は恥を知れ フェイスブックは恥を知れ)の文字をフェイスブックに張り付け、「それがどれくらいの時間で削除されるか見てみよう。これは言論の自由を守るための栄光の闘いだ」と。

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きっと全国の人々が呼応したことだろう。台湾侵略を目論む中国への批判が禁じられるなど、たまったものではないからだ。

私の友人の台湾人も、その文字をカバー写真にしていたが、十四日現在も未だ削除されずにはいるようである。

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Source: 台湾は日本の生命線!

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