株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。 チャンネルAJER『日本の少子化をくい止めるにはーその2ー(前半)』三橋貴明 AJER2019.10.22
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三橋TV第155回【質問回答編② MMTはハイパーインフレでヘッジファンドで国債暴落で日銀破綻!?】
https://youtu.be/pH5mimYM-70
本日はチャンネル桜「Front Japan 桜」に出演します。 先日の「あんどう裕と語る会 in 東京」で安藤裕先生が語っていましたが、 防災インフラの整備は「地味」なプロジェクトです。 何しろ、「役に立たない(災害が起きない)」のが良いことなのです。 経済学用語でいえば、「効用が無い」ことこそが、防災インフラの理想です。 しかも、自然災害が発生したとして、「無事に役に立った」場合、つまりは住民の被害を食い止めた場合は、特に報じられることもありません。 防災インフラが報じられるのは、堤防なら「決壊」「氾濫」するなどして、人々に被害が発生した場合です。 災害を防げない場合に初めて、注目、報道されるのが防災インフラでございます。 もっとも、台風19号の豪雨災害では、荒川や鶴見川、利根川など、東京圏メガロポリスの河川が危機一髪だったためか、防災インフラが話題になっています。 八ッ場ダムや東京外郭放水路といったインフラが、これほど人々の話題になったのは初めてでしょう。 さてm台風19号の恐怖も冷めやらぬ中、今度は台風21号の影響でまたもや千葉に豪雨災害。 大津川や都川など、千葉県内の七つの河川、七か所で氾濫が確認されました。 千葉県は、高滝ダムや亀山ダムなどの貯水量が増加したため、一時、緊急放流を検討しました。 その後、水量が下がったため、放流は中止になりましたが、下流域はかなり危機的な状況にあったのです。 また、いわき市でも河川が氾濫し、南相馬市の高の倉ダムが緊急放流。 2019年の秋(まだ終わっていませんが)の立て続けの台風襲来は、 多くの人命を失わせ、我が国の防災インフラが「不十分」である事実を、 徹底的に見せつけてくれました。 氾濫、決壊には至らなかった河川にしても、多くが「ギリギリ」の状況で危機を潜り抜けたのです。 「危なかった~、助かった~」 では、ありません。 これだけ水害が多発する国において、広範囲が「ギリギリ」の状況になった時点で、我が国は先進国とは言えないのです。
元々は、確かに土木・建設大国、インフラ大国だった我が国が、「カネ、カネ、カネ」 という、 浅ましい思想の下で防災インフラ投資(交通インフラ投資も)を怠り、政府が「緊縮財政」で国民を殺す国に落ちぶれた。 それにも関わらず、未だに公共投資を思考 続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ
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