見どころ

阪神の先発は、およそ4カ月ぶりの一軍登板となる岩貞。8月24日の二軍戦では8回無失点7奪三振のピッチングを見せ、今日のマウンドをつかんだ。この一戦でもチームに白星をもたらす投球を見せられるか。対する巨人は丸に注目。ここまで甲子園ではいずれもチームトップの4本塁打、7打点を記録している。今日の試合でも中軸の役割を果たし、チームを勝利に導きたいところだ。

 

連載:指導者のエゴが才能をダメにする ノムラの指導論

小林誠司が巨人の正捕手になるために
必要なスキルとは? 野村克也の指導論

    第9回

    今季、西武から炭谷(写真右)が加入した巨人。ここまで最もマスクを被っているのは小林だが、正捕手としてまだ課題がある
    今季、西武から炭谷(写真右)が加入した巨人。ここまで最もマスクを被っているのは小林だが、正捕手としてまだ課題がある【写真は共同】

     多くの巨人ファンは今、こんなことを考えているのではないだろうか。

    「巨人の首脳陣は、いったい誰を正捕手に据える気なんだろうか」――。

    2018年の開幕時の正捕手は小林誠司だった。それがシーズンが進んでいくと、大城卓三、宇佐見真吾(現・北海道日本ハム)を併用していくことが多くなった。2019シーズンはここに加えて、FAで埼玉西武から炭谷銀仁朗を獲得し、阿部慎之助も捕手に戻ってプレーすることになった。5人もレギュラー候補がいては、「いったい誰を……」という気になってしまうのも仕方のないことだ。

     なかでも小林は2016年、17年と2年連続して巨人の正捕手として試合に出場した。その魅力は、二塁まで矢のような送球が投げられる肩の強さ。盗塁阻止率は12球団でナンバーワンとなり、総合力を含め投手陣の信頼を得たかのように思えた。

    しかし、首脳陣は小林を正捕手としてまだまだ信頼していなかった。「彼には正直、まだまだ不満がある」と高橋由伸前監督ですら、そう語っていた。

    なぜ小林は首脳陣から信頼されていないのか。それは彼のリード面の問題が挙げられる。

     

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