目指していたのは沖縄のような清浄な海だったはずですが…。詳細は以下から。

先日BUZZAP!で報じて大きな反響を得た「東京湾うんこまみれ問題」ですが、東京オリンピック開催決定直後にはこの東京湾を「沖縄の海に匹敵するような清浄な海」にする目標が掲げられていたことが分かりました。

この目標は日本オリンピック委員会(JOC)の正式加盟団体である公益社団法人日本トライアスロン連合(JTU)が2013年10月2日に公開した「東京港お台場水質(Q&A)」によるもの。
その質疑でJTUは、お台場海浜公園では「雨量の多いときに河川の水が海に流れ、水質に変化がある」ことを認識した上で「一般遊泳には適さなくとも、競技としての水泳は限定的な時間内であり、また、競技として訓練された選手たちの大会であり、対応できるものである」と回答しています。
東京湾のお台場海浜公園でトライアスロンを開催してきたJTUに、この場所の水質が一般遊泳に適さないという認識がこの時からあったことも重要なポイントですが、驚くべきは以下の質疑です。

Q4.2020年オリンピック・パラリンピックのトライアスロン実施候補地は、お台場海浜公園とのことだが、水質改善のための具体策は何か。
A4.2009年から始まった横浜国際大会では、スイム会場となる山下公園前の海の適正が問われました。これに応えるために様々な調査を行い、水質としては適正ながら、海底の掃除は毎年行い、オイルフェンスの設置などにより適正な環境を保守できるようになりました。
東京が2020年のオリンピック開催都市に決まった暁には、現状の「スイム競技可能」のレベルから、沖縄の海に匹敵するような清浄な海をつくるべく、環境保全技術を導入できるよう働きかける予定です。それにより、一般市民が「安心して遊べる水辺空間」をつくることをめざします。この目標がオリンピック・レガシーそのものであると考えるところです。
(2013 JTU NEWS RELEASE-社団法人日本トライアスロン連合ニュースリリースより引用)