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三橋TV第126回【緊縮財政という悪夢の始まり「中央省庁等改革」】
https://youtu.be/1G1A_eWJrCA
何故にタイトルにいちいち「アベ・ショック」が入っているのかと言えば、
これから訪れる経済危機、特に「消費税増税」による悪影響を、
政権や財務省は、「外国のせい」 と、米中関係やドイツ失速やブレグジットのせいにすることが目に見えているため、
今のうちに責任者を明確化しておきたいのです。
ちなみに、2014年の消費税増税後はどうだったかと言えば、
実際には、スクープ!景気拡大「いざなぎ超え」の真実 景気拡大「いざなぎ超え」と消費税増税 で明らかにした通り、
ヒストリカルDI九つの内、七つが「悪化の継続」という悲惨な状況になったにも関わらず、
財政破綻詐欺師「吉川洋」ら景気動向指数研究会に巣くう財務省の飼い犬たちが「なかったこと」にしてしまいました。
(訴えていいよ、吉川センセ)
結果的に、「いざなぎ越えの好景気」といったバカげたフレーズが躍ることになったわけですが、
なぜ吉川らの詭弁が通ったかと言えば、当時は世界経済が好調で、日本の輸出、純輸出が伸びていたためです。
【図 日本の四半期別財の輸出額の推移(億円)】
http://mtdata.jp/data_65.html#jpexpo
13年から14年末まで、日本の輸出は増加し、消費税増税による悪影響をある程度は軽減してくれたのです。
当時、ヒストリカルDIで「営業利益(全産業)」が「+」を維持したのは、輸出増の影響です。
その後、輸出が失速した15年夏以降、営業利益(全産業)は「-」になりました。
今回は、図を見れば分かりますが、すでにして輸出額が減少している状況で、米中覇権戦争が激化し、
さらにユーロ圏が軒並みデフレ化。ドイツやフランス、オランダまでもが長期金利マイナスに陥り、
「輸出依存大国」であるドイツから悪影響が顕在化しています。
『ドイツ経済、マイナス成長継続の可能性=連銀 ドイツ連銀は19日、鉱工業生産が受注低迷で減少しており、
夏季の間もマイナス成長が続いた可能性があるとの認識を示した。
ドイツが景気後退に突入した可能性もある。第2・四半期のドイツの国内総生産(GDP)は続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ