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「ドイツの失速とアベ・ショック」Source: 三橋貴明氏ブログ

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三橋TV第126回【緊縮財政という悪夢の始まり「中央省庁等改革」】

https://youtu.be/1G1A_eWJrCA  

チャンネル桜「Front Japan 桜」に出演しました。

1/2【Front Japan 桜】日本国家の店じまい / インド太平洋の要は日米豪関係[桜R1/8/19

]2/2【Front Japan 桜・映画】児童養護施設の実態・当事者インタビュー~映画『ぼくのこわれないコンパス』[桜R1/8/19]  

10月1日に消費税が増税されますが、その後の景気失速について、財務省や安倍政権は間違いなく「外国」に責任を押し付けます。 

97年の消費税増税による「消費縮小」を中心とした景気失速は、なぜか「アジア通貨危機」のせいにされました。 

緊縮財政による悪影響を、外的要因に押し付けるというのは、財務省の伝統なのでございます。 

【97年増税期と14年増税期の実質消費の推移を比較(96年Q4、13年Q4を1)】

http://mtdata.jp/data_63.html#9714  

上記の通り、97年の消費税増税による消費縮小は97年4-6月期に始まりました。

アジア通貨危機が勃発したのは97年7月ですので、日本国民は、「7月からアジア通貨危機で世界経済が混乱するから、今のうちに消費を控えよう」 

と、神をも超える洞察力を発揮し、4月時点で消費を控え始めたことになりますね。 アホかっ!  

さて、現在、日本は、

◆ 内部要因:五輪不況、消費税増税、残業規制、など

◆ 外部要因:米中覇権戦争、欧州経済失速、ブレグジット と、複数の経済的なリスクを抱えており、

このままでは2020年の「アベ・ショック」は逃れられないでしょう。 

昨日、欧州主要国の国債金利が異常な状況になっていることを取り上げましたが、

『ドイツの輸出失速とユーロ圏経済の急悪化 「ユーロ圏の日本化」「ECBの日銀化」が定着 金融市場にはリスクオフムードが充満している。

アメリカの10年金利を2年金利が12年ぶりに下回って逆転(逆イールド化)したことが取りざたされているが、

すでにその他の年限で断続的に見られてきた現象であり、新味はない。

とはいえ、昨日はアメリカの30年金利が過去最低を更新したことも話題となっており、

いよいよアメリカ国債金利のマイナス化を取り上げる議論まで見られ始めていることは捨て置けない兆候である。

なお、これほど株やアメリカの金利が下げている割にドル円相場が堅調なのは、

リスクオフムードが強まる中にあってドル建て資産への需要が高いからなのだろう。

ドルインデックスは高止まりしている。

しかしながら、縮小する日米金利差に遅れを取る格好でドル安円高が進むことは過去にもあった。

足元の日米金利差にビビッドに反応した円高が起きていないからと言って円高リスクを軽視するのは危うい。

ラグを伴って金利差と整合的となってくる事態に備えたい。(中略)

 ドイツは昨年7~9月期にも前期比マイナス0.1%と14四半期ぶりのマイナス成長に落ち込んでおり、

続く10~12月期はゼロ成長だった。過去4四半期の平均成長率もゼロであり、

直近1年間のユーロ圏続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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