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悪魔も怯えるほど邪なグローバリストたち (前編) 三橋貴明氏ブログ

令和の政策ピボット関連リンク集に「日本の未来を考える勉強会」が追加されました。

 

また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。

皆様、是非とも、メルマガ登録を! 三橋TV第124回【新・貧困ビジネス「シェアリング・エコノミー」】

https://youtu.be/kX96O0oANbQ  

グローバリストの得意技の一つが、マッチポンプです。 マッチポンプとは、「マッチで火をつけ、ポンプで水を掛けて火を消す」 という、偽善的な自作自演の手法・行為を意味する和製外来語になります。 

 

日本に巣くうグローバリストたち(※代表はもちろん竹中平蔵氏)は、

「自らのビジネスのために社会構造を叩き壊し、壊された結果、

問題が生じると、新たなビジネスを売り込む」 という、

悪魔も怯えるほど邪(よこしま)な手法を平気で推進します。  

97年の橋本政権以降、我が国は公共投資を削りに削り、2018年度の公的固定資本形成はピークと比較し、56%の水準でしかありません。 

半分近くも、公的固定資本形成(公共投資から用地費等GDPにならない支出を省いたもの)を減らしたのです。

【日本の公的資本形成(左軸)と対GDP比率(右軸)】

http://mtdata.jp/data_65.html#kouteki

 結果的に、日本の土木・建設産業は衰退。すでに13万社以上(!)が姿を消しました。 

何しろ、日本政府は公共投資を容赦なく削減すると同時に、公共入札の一般競争入札化、談合廃止と、競争を激化する規制緩和を推進しました。 

結果、「地域を守る土木・建設業を、政府が予算と規制で保護する」 という、

自然災害大国である以上「当然」の政策が不可能となり、

削られるパイを、地域ではなく「全国」の業者で奪い合い、価格を叩き合うという恐るべき事態になってしまったのです。 

当然ながら、土木・建設会社は弱いところから消えていきました。仕事柄、廃業に際して自殺した経営者を幾人も知っています。

日本政府の緊縮財政、規制緩和は、人殺しというか「国民殺し」の政策なのです。

 最近は、ようやく、「自然災害大国の日本は、公共投資を増やし、供給能力を拡大しなければならない」

「ある程度の競争と存続を両立させるため、一般競争入札や談合は必然だ」 と、わたくしや藤井先生などが10年以上前から叫び続けてきた「

当たり前のこと」に対し、理解が広がりつつあります。  2008年(リーマンショック前)頃は、

「日本は公共投資を増やさなければならない」「どこの世界に公共サービスを全て一般競争入札にしているバカな国があるんだ! 

NASAにしても、随契と指名競争入札、一般競争入札を組み合わせているぞ。

だいたい、指名競争入札や談合を目の敵にしているマスコミの連中は、自分の家を建てる時に一般競争入札にするのかよ!」 と主張したとしても、ひたすらサンドバックのように殴られる状況でございました。

【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

※本日まで、中野剛志氏との特別対談コンテンツ【歴史とナショナリズム】をご視聴頂けます。是非、ご入会下さい。  

 

公共投資を地域別続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source:

三橋貴明氏ブログ

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