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富民強国Source: 三橋貴明氏ブログ

。チャンネルAJER『MMTとハイパーインフレ論者(その2)(前半)』

三橋貴明 AJER2019.7.9

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https://youtu.be/sklotNQwqSo  

MMTを中心とした講演を続け、質問を受けていると、

日本の一般の方々が、昨日の共産党ではないですが、

「選択と集中」「トレードオフ」の発想に囚われていると痛感します。

「なるほど、日本に財政問題がないことは理解できました。

じゃあ、大企業の内部留保に課税して、社会保障を充実させましょう!」 

とか、ピコーンッ!閃いた、的なことを言われても、ありゃりゃ、という感じです。

話、聞いとったんか? 何が「じゃあ」なんだ? 

自分で「財政問題がない」と言っておきながら、

次の瞬間に「ある所から取って、別の所に付け替える」って、それじゃあ意味がありません。

というか、選択と集中、トレードオフ方式こそが、日本国民を分断し、

貧困化を加速してきたということをいい加減に理解しましょう。  

しつこいですが、日本政府には財政問題、予算制約はなく、

「インフレ率が適正水準以下で維持される限り」財政を拡大して構わないのです。

すなわち、全ての国民を助け、富ませ、国力を強化して構わないのです。

選択する必要はありません。 非正規で苦しむ若者を救う、

親の所得が理由で教育を受けられない子供を救う、貧困女子・シングルマザーを救う、

激増している高齢者の貧困層を救う。 そこに留まらず、働けば「豊かになる」

「国民が富む」国を取り戻す。具体的に書くと、

タクシーの運転手や介護業で働く「普通の人」が結婚し、

子供を作り、家を建てられる国にする。 

同時に、国土を強靭化し、交通インフラを整備し生産性を引き上げ、防衛力を強化し、

ILCを中心とする科学技術プロジェクトに投資し、医療・介護・教育の充実のために支出する。 

全部、やりましょう。 「選択と集中」発想に加え、しつこい勘違いが、

「三橋は土建屋の犬だから、MMTで公共事業拡大して利権を得ようとしている」 

系のストローマン・プロパガンダです。 

そんなこと言ったら、わたくしは土建屋の犬にして、

電力業界の犬にして、農協の犬にして、医師会の犬にして、運送業の犬にして、

介護業の犬にして、公務員の犬になってしまいますよ。

まあ、何でもいいですが。 要するに、日本国民は(あるいは一部は)、

「無意識に選択と集中し、どこかにおカネを使う際には、反射的にどこかから奪おうとする」

「MMTで予算制約の発想が無くなっても、○○は○○のはず。だから、○○だ」 

といった、国民全体を救う、国家を守るという発想ができなくなってしまっているようなのです。 

というわけで、わたくしは本ブログを含めたコンテンツのスローガンとして

漢字四文字で表現したいと思います。

無論、経世済民、あるいは富国強兵でもいいのですが、経世済民は一般には知られておらず、

富国強「兵」とあるだけで、思考停止的に反発する人が少なくないでしょう。 

というわけで、新スローガン。 「富民強国」(ふみんきょうこく)  

これならば、「民を富ませ、国力を強化する」ということで、

右だ、左だのカテゴライズを若干は弱められるのではないかと思うのですがいかがでしょう。  

弱者のルサンチマンを煽り、富裕層を叩くのもやめよう。みんなで豊かになろうよ。 

ちなみに、デフレ日本では確かに格差は拡大しているのですが、

富裕層も貧しくなっているというデータを、柴山先生に見せてもらいました。

奪い合いを続けても、結局はみんな貧しくなるだけで、誰も救われません。

【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

※6月16日(日)から、

中野剛志氏との特別対談コンテンツ【歴史とナショナリズム】をご視聴頂けます。

是非、ご入会下さい。 『MMTを批続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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